2010年12月17日金曜日

サンドールの野を愛す・お告げ

 水晶で占いをしている。 と言っても、水晶の中に何かが見える訳ではなくて、自分の頭の中にヴィジョンが浮かぶのだけど、それだけだと、誰も信用してく れないので、水晶玉をクッションの上に置いて、薄暗い部屋でお香なんぞ焚きながら、意味不明の呪文を唱えて、見えるふりをする。
一応、当たってるんだ。いや、よく当たるんだよ。だけどさ、はっきり全部言うと、みんな怖がるだろ?
おいらの占いはさ、本当にこれから起きることが見えちゃうから、絶対当たる。それが、良いことだったら、かまわない。だけど、不幸だったら、当たった時、何故か逆恨みされたりする。おいらのせいじゃないってのに。
だから、良くも悪くも、ちょっとぼかした言い方でお告げをするんだ。「3時間後にあなたは車に轢かれます」なんて、言えないじゃん。
「帰り道に、四つ角で車に気を付けなさいね」としか言わないのさ。
困った客は、何人もいたけど、一番変わってたのは、三日前に来た若い男でね・・・若く見えるんだけど・・・20歳くらいかな・・・だけど、老人の雰囲気がしたのよ。
その男が占ってくれって言うんだ。「俺はいつまで生きなきゃいけないのか?」って。
変なこと訊くだろ? 普通は「いつまで生きられるのか?」て訊くもんだぜ。
それで、いつも通りの手はずで、ヴィジョンを呼び出してみようとしたら、何も見えない。
いや、見えたんだが、それが何を意味するのか、おいらには、全く見当が付かないんだ。
その男の未来? 未来なのかなぁ・・・。
青だか緑だかわからない、陸地なのか、海の上なのか、それもわからない広い広い平原みたいなものが見えた。波打っていたのは水だろうか、草だろうか?
そこに白い道が見えた。真っ直ぐじゃなくて、緩やかに蛇行して、そのまま地平線(水平線)の向こう、光の中に消えていくんだ。
答えられなかったけど、答えを求められてた。おいらは仕方なく、その男に言ったよ。 彼はがっくりきていたけどね。
え? 何を言ったかって? 
おいらは、あの男にこう言ったのさ。

あんたの未来は永遠です。

サンドールの野を愛す・マイケル

 マイケル・M・マトリーは、生まれたときから、ころころ太っていた。小学校に上がる頃には、文字通りマトリーの犬(和名・ケンケン)みたいな体型だっ た。太ってしまうと、子供はあまり動かなくなる。動かなければ、また太る。友達にからかわれる。遊ぶのも面倒になる。更に動かない。マイケルは自分でも嫌 になっていたが、ただ太るだけだった。
マイケルには、ささやかな趣味があった。学校からの帰り道、地面に残った動物の足跡を辿ってみることだ。それが鹿だったり、ウサギだったり、牛や馬、 犬、時にはコヨーテだったり、と足跡には不自由しなかった。寄り道している動物、立ち止まっている所、水場、何かに驚いて飛び跳ねた痕、これは遊んでいた 跡、と彼はいろいろと分析もしてみた。
それは野原の中の一人遊びだったので、友達も親もマイケルが追跡ごっこをしていることを知らなかった。
雑貨屋のゴールドスタインの孫娘が行方不明になった時、警察は5歳の女の子を捜しあぐねた。考えつく所、小川や納屋や牛小屋や学校や・・・ありとあらゆ る場所を捜索したが、少女は見つからず、明日は犬を使おう、と話し合っているところに、トワニが来て、「子供を捜すには、子供に聞くのが一番さ」と言っ た。どの子供だ、と保安官が尋ねると、彼は捜索隊の一人を指さした。
「あんたの息子だよ、ジョン・M・マトリー」
なんだかわからぬまま、大人達はジョンの家に行き、マイケルにゴールドスタインの孫娘の居場所を知っているか、と尋ねた。勿論、マイケルは知らなかったし、少女の足跡なんか何処にもなかった。
だけど、マイケルは思い当たるところがあった。
「お店の屋根裏を誰か覗いたの?」
雑貨屋の店舗の屋根裏部屋は倉庫になっていて、普段は入り口に鍵が掛かっていた。しかし、二日前、その鍵が壊れて梯子を昇って行った所の扉が半開きになっているのを、何人かの客が目撃していた。
「屋根裏にいたら、すぐに降りてくるだろう」
と言いつつも、ゴールドスタインは、そこを探さなかったことを認め、梯子を昇って行った。
少女は隅に置かれていた古いトランクの中に入り込み、出られなくなっていたのを発見された。危ういところだった。
後に、何故屋根裏に少女がいるとわかったのか、と訊かれてマイケルは、梯子の中段に少女の服のレースが千切れて引っ掛かっていたのを見たのだと言った。大人達は彼の観察力に感心した。

*  *  *

「保安官、ハーパーさんから電話がありました。また鶏泥棒が現れたそうです。今度は足跡が残っているそうですよ。」
「その足跡はキツネだって言ってなかったか?」
「多分キツネだろう、て言ってました。巣穴まで追跡したいので、保安官にも手伝って欲しいって。」
「どうして、キツネごときに、警察が出動しなきゃいけないんだ?」
「だって、他にお仕事、ないじゃありませんか」
秘書の皮肉に、肩を竦め、マイケル・M・マトリー保安官は重い腰を上げた。
キツネの鶏泥棒逮捕では、減量作戦にもならない、と思いつつ・・・。
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2010年12月10日金曜日

新しいブログ

「フードコート」と言うブログを開始しました。
このブログの右下の「別館」のところに入り口があります。
まだ始めて3日目ですが・・・主に食べ物とレストランなどの思い出話を書いていきたいと思います。





写真は職場から見た夕陽。

2010年12月5日日曜日

マウンテンのケーキ


福知山のマウンテンさんのケーキ。

福知山のイタリアン サリーズ・キッチン・マーガ

Sally's kitchen Maga , an Italian restaurant in Fukuchiyama

 とてもシンプルな建物です。看板がなければ、道路からはレストランだとはわかりません。
入り口は駐車場に入って初めて見えます。裏の小径に面しているので、 表からはどこから入れるのか、ちょっとわかりません。
ドアを開けると、中はちょっと薄暗いです。左手に長い椅子。多分、順番待ち用。
でも日曜のお昼に行って、そこを使ったことはありません。
右手の壁伝いに行くとレジ兼受付。テーブルに案内してもらえます。テーブルはほどよい間隔で狭くはありません。パーティルームとかもあるみたいです。

The shop  looks very simple. You don't regard it as a restaurant if you find their signboard beside the street. You will find the entrance in going in the parking space. It faces the back lane and it looks a little hard to realize where to enter the shop.
Inside the shop it is a little dark, at the left there is a long bench for the guests who must wait for table. We haven't used it yet.
At the right there is a reception and checkout counter. They will lead you to your table. Tables are not so closed to each and it is comfortable.
They also have a banquet room.

お料理はイタリアンです、当然、でも地元の食材もかなりたくさん使っています。
今日は白菜のサラダで、ドレッシングはシナモンの香りがしました。
ランチの安いコースで、家人はパスタ、私はピッツァを選びました。

Dishes to be served are Italian, of course,  and they use lots of local food materials. Today they served Chinese cabbage salad with dressing sauce flavored with cinnamon.
 We selected the cheaper lunch course, hubby's choice was pasta and mine was pizza.

パスタはタリアテッレにボロネーゼソース、これもちょっとシナモンの香りがしました。
どうだかなぁ・・・美味しいけど、ちょっと・・・と言うのが私の感想です。
ピッツァはジャガイモとツナ。これはとても美味しかったです。

Pasta was tagliatelle with bolognaise sauce and it flavored a little cinnamon. I wondered if it was good or ????  Pizza was topped with potato and tuna , it was very delicious.


夏の初めに来た時は、梅ソースの冷製タリアテッレで、ちょっと「ずれてない?」と思ったんですが・・・梅ソースも冷製パスタも好きなのですが、それを組み合わせる意味が理解出来ませんでした。梅はうどんの方が美味しいし、パスタはトマトの冷製の方がもっと美味しい。私の偏見でしょうか? パスタソース、ここのシェフ、ちょっとずれてるかもです(笑
 
デザートは種類豊富で、(なんと!)お代わり出来るそうです。満腹だったのでしなかったけど。

Dessert was 9 sweets on a plate. You can have some more. We thought it enough and didn't order anymore.
 
左上から
キャラメルアイスクリーム(超甘い)
Caramel flavored ice cream
黒胡椒のショコラケーキ(辛い)
Chocolate cake with black pepper
パンナコッタ
Panna cotta
リンゴのゼリー(甘酸っぱい)
Apple jelly
ティラミス
Tiramisu
抹茶パウンドケーキ(苦い)
Pound cake flavored with  green tea
オリエンタルチーズケーキ(シナモン入り)
Oriental cheese cake
苺クレープ
Crepe with strawberry cream
柚子のシュークリーム(柚子はちょっと合わないのでは・・・)
Chou with Yuzu flavored cream

ここのシェフはスパイスを使って実験するのがお好きなようで(笑
でも、好きです、この店。
The chef seems to like having experiment with spice. LOL !
I like this shop.

2010年11月28日日曜日

サンドールの野を愛す・ジョーイ

ジョーイ・グレイホースは居留地に生まれた。家の貧しさに嫌気がさし、高校を卒業すると軍隊に入った。喧嘩っ早い性格で問題の多い兵隊だった。除隊後、 職がなく、酒に溺れる毎日を過ごした。典型的なアル中のネイティヴだった訳だ。彼の叔父は年長者の忠告に耳を貸さぬ甥を案じて、トワニに相談した。
居留地の人々はトワニを「冬を数えるのを忘れた人」と呼んでいる。歳を取らない人って意味で、魔法使いだと信じているのだ。
勿論、トワニは魔法なんか知らないし、どうすれば若い不良インディアンを救えるのか、わからなかった。彼はたまたま目にした新聞記事に注目した。

「平原レインジャー募集。 サンドールにレインジャー養成学校が建設されることになり、支部も同時期に設置される」

トワニはバーに行き、そこではいつもジョーイ・グレイホースが飲んだくれていたので、まだ酔っぱらう前の彼に新聞を見せて言った。
「レインジャーって、土地を知り尽くしている人間でないと務まらないよな。 それに土地を愛していて、規律を守ることをちょっぴり知っている人間でなければ・・・」

翌日、ジョーイはバスに乗って州都のレインジャー本部へ出かけて行った。そのまま養成学校に入学してしまったのだ。
10年たった今、ジョーイ・グレイホースはサンドール支部長で、住人の信頼厚く、マトリー保安官にとっても頼もしい仲間だ。
ジェイクにとっては、彼が片思いしているアリーがジョーイと気が合うのが、気に入らなかったけれど。

オフ会 滋賀

土曜日にみんからのお仲間さんたちと滋賀県でオフ会ツーリングをしてきた。
早朝に家を出て、イマイチお天気良くなさそう、反対車線渋滞やね〜 とか言いながら東へ走る。草津のSAでTさんと奥様とお嬢さんに出会う。お嬢さんは初対面。大学の講師とか聞いていたが、とても大人しい方だった。
集合場所の木之本駅前では、早く着き過ぎたSさんがお待ちかね。雨が心配とか言っていると、Tさんが到着、続いて神奈川の父娘ペアと名古屋のS2さんご一家。定刻の10時になったので、取り敢えず駐車場を木之本地蔵の駐車場に移動して、お寺にお参り、「つるや」でパンを買ったり、菓子匠禄兵衛でお菓子を買ったりして、昼食のために「びわこ食堂」へ移動。そこで幹事のT2さんと坊やが合流。みんなでにぎやかに名物のとりやさい鍋を。
レトロな街 木之本 本陣跡



昼食後は琵琶湖畔を南下。お天気はすっかり良くなった。道の駅で休憩したりしながら、最終目的地、彦根へ。
彦根城では、ひこにゃん がお出迎え。愛くるしい姿・仕草に子どもはもとより大人も大感激。







ひこにゃん〜〜〜〜〜〜


ひこにゃんの後は、現地解散。各自お買い物したり、お城見たり・・・

国宝 彦根城。
石垣も素晴らしい。








玄宮園と言う庭園も見学。秋の桜が咲いていた。



帰りは湖北から日本海経由で。

途中、小浜で丸亀製麺を発見。釜玉うどんを食べて帰った。

2010年11月22日月曜日

紅葉狩り第二弾 但馬へ 3

香美町に抜けると、家人は熊谷渓谷を目指す。私は気が進まない。
紅葉の名所らしいが、限界集落らしき谷間の村を通ると、この先は人がいないのでは? と思える山深い道。
「熊出没! 注意」
なんて看板もあるよ。
結局、車両通行止め となって、引き返す。

ただ引き返すのは悔しいので、猿尾滝の看板を見つけて、強引に左折させる。
やっと猿尾滝におめにかかれた。





道路から見上げた猿尾滝。やはり陰影が強すぎる。
観光客が多い。簡単に行ける滝だからだろう。バスも入って来ていた。


川は思ったよりか細い。滝が豪快に見えるので、ちょっと意外な気もしたが、下段の滝を見ればなんとなく納得。


夕陽が差し込むと虹が出る、と看板に書いてあった。
そして、虹は本当に出た。
画像を大きくして見て下さい。
 周辺の山は晩秋の佇まい。


紅葉狩り第二弾 但馬へ2

今度は本当に但馬国から。
安国寺のドウダンツツジを見たかったのだけど、家人のアホナビは知らんと言うので、阿瀬渓谷へ。
山女料理のお店に行くと、予約がなければ入れないと言う。
どうも今年は山女に縁がないようだ。
阿瀬渓谷は紅葉の名所らしいが、歩くのもいやなので、入り口だけうろうろ。結構自動車がやって来て奥へ行く。滝もあるらしいが、ハイキングに来た訳でもないので、今回はパス。


 お天気が良いので、日陰は本当に暗く映ってしまう。
陽が当たる部分は白飛びするし。結構撮影が難しい日だった。

お昼御飯は、山女を諦めて、渓谷の入り口にあった「殿さんそば」に。
他に店がないせいもあるが、美味しいことも確かで、かなり繁昌していた。
順番待ちが出来ていたが、思ったより早く席に案内された。6人掛けのテーブルに二人だったので、待っている人に申し訳なかったが、店側も人手が足りないようで、相席で客を増やしたくないのか、敢えてそのテーブルに案内された様な気がする。
そば定食は、8割り蕎麦(蒸籠)に野菜の天麩羅、蕗の佃煮、炊き込み御飯のお握り。
忙しくても店員さんは愛想を崩さず、気持ちの良いお店だった。

お店の外から見えた、公孫樹とその根元のお地蔵さんの祠。



あの電柱、なんとかしろ!

食事を終えて阿瀬渓谷を後に、次は神鍋へ。
神鍋の溶岩を流れる川の滝・・・ちょっと水が汚れているのは、住宅地や畑のせいかな?
十戸の滝。





その上流の雌滝は、渓流瀑らしいが、こっちの方が綺麗。


神鍋高原は綺麗なリゾート地。温泉もあるし、スキー場はオフにはパラセイリングを楽しむ人が。
奥神鍋では、人工雪が積み上げられていて、冬の到来を待っていた。




さて、蘇武トンネルを通って、香美町へワープ!

紅葉狩り第二弾 但馬へ 1

お天気が良かったので、紅葉狩り第二弾に出発。
行き先が決まらぬまま、播州トンネルを抜けると、まずこの神社が必ず目に入ってくる。





鹿野馬神社。 このブログではすっかりお馴染み。
今年は公孫樹と楓が同時に色づいていた。
先客が撮影を終えて去るのを待って、鳥居の撮影。地面は公孫樹の葉が敷き詰められ、ちょっと照り返しがきつい。


いつも公孫樹と楓のタイミングがずれていたので、今年はラッキー!




公孫樹さん、約束通り、今年も来ましたよ。


さぁ、但馬へ急ごう。