2011年8月5日金曜日

「堤防事件」ーその時、母親は・・・ー

これは私の職場の近所で、今朝実際にあった出来事です。

事務所から何気なく外を見ると、川の堤防道路に一台の黒い乗用車と白い乗用車がお互いのリア(お尻です、お尻)を向け合って停まっていました。
さらにその向こうに、どう贔屓目に見ても綺麗とは言えない我が社のトラックがいます。
禿げたおっさんと黒いTシャツの若者、どう見ても我が社の最年長のM主査と最年少の営業課のM、の二人が、見知らぬ男性と三人で黒い車をのぞき込んだりしていました。

事故でも起こしたかな? と気になりましたが、歩いてそばまで行くには暑いので、事務所の入り口で眺めていました。

そのうち下請けでM主査の息子のM氏が通りかかって自分の車を駐めて何やら様子見。
みんなで黒い車の中を気にしています。

事故ではなさそうな・・・
死体でも入ってるのか?

半時間近くたって、やっと仕事中だと言うことを思い出したのか、M主査とMはトラックで私の所へやって来ました。

「何があったの?」
と私が尋ねると、Mが教えてくれました。
「キーロックしちゃって、車内に幼児が閉じ込められているんです。」

なんでも、母親が子供を車内に残して車から離れた僅かな間に、子供がチャイルドロックのボタンを押してしまったらしく、ドアが開かないとのこと。

「もう1時間もたってるんですよ。子供は汗だくで泣きわめいているし、お母さんはおろおろして車のそばでうろうろしているだけで・・・キーも携帯も車内なんですって。それで通りかかったあの白い車のドライバーが車屋に連絡したそうで、今待ってるところです。」

私、思わず言いました。

「(その母親)アホちゃう? すぐそばに人がいる会社とかあるのに、どうして電話借りないの?」

Mは苦笑しました。
「そうですよね・・・」

「子供助けたかったら、窓を叩き割るくらいのことも出来るやろうに。」

「・・・でしょうね・・・(先輩、怖い・・・)」

「通りかかる車もいっぱいおったんやから、助けはいくらでも求められたやろうに。」

「ごもっとも・・・(先輩に逆らっちゃいかん)」

「車屋呼んでも、開けられへんと思うよ。最近の車は複雑やから、その辺の車屋には無理やわ。JAF呼んだ方がいいのに。」

すると、M主査が

「消防呼んでも良かったんやけど、そうなると車壊しよるからな。」

さて、子供の運命や、いかに・・・

続く 

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