2013年9月22日日曜日

福知山

ドライブから帰って来ました。

今回のドライブは、始まりはテンション低かったです。
福知山市を通過しましたから。
最初のアクセスは丹波を通って南の山越えからだったのですが、その辺りは無事で、賑やかに運動会などもしておりました。
田圃もほとんど台風前に稲刈りを済ませたみたいで櫱が出ていました。(櫱、日本人だったら読めるでしょ? 笑)

9号線から大江方面に右折して由良川に沿って175号線を走り出すと、もう大変な状態でした。
道路は粘土質の泥に覆われて自動車が通ると埃が立ちこめます。
道路際の家々は畳を外に出して干したり、使えなくなった家電製品や家具、生活用品を捨てるために
軽トラックが出入りしていました。
大阪や神戸、姫路、丹波などから集まった災害復旧ボランティアと思われる人々が乾いた土砂をかき集め、瓦礫を運んで働いていました。
人の背丈より高い電柱の上に木の枝がいっぱいくっついていました。

由良川の両サイドは森の下の部分が泥で真っ白です。
いったいどこからあんな水が集まったのか、と思います。

大江の南で有料道路に上がり、宮津へ行きました。
宮津の川は増水の痕がありましたが、洪水の痕はありませんでした。
由良川は近くなのに、この差はなんでしょう?
でも、山の一つが山頂から崩落しているのが見えたので、宮津もかなり被害を受けているはずです。

午後、兵庫県に戻りました。
円山川は増水の痕が見られず、今回はあまり暴れなかったみたいですね。(でもこの川も暴れ川ですから)
山一つで運・不運が決まってしまうのが最近の天災の特徴かも知れませんね。

丹波や丹後の被害が大きかったせいか、それとも今週の神戸新聞とコープ神戸の月刊誌に「道の駅特集」が相次いで取り上げられたせいか、但馬の道の駅は大盛況でした。

福知山の写真は撮れませんでした。
私が撮らなくても多くの人があの悲劇を記録しているはずですから。

だから、今回の写真は無難に・・・

間人の海岸。




 

2 件のコメント:

  1. 由良川をカヌーで下ったことがありますが、福地山盆地から暫く下ると
    地峡部にさしかかります・・・降雨面積の割に川幅が急に狭くなるんですよ
    これが原因で大量の水が海まで流れない
    同じような構造は、奈良と大阪県境の大和川や篠山盆地から三田盆地を流れる武庫川でも見られますわ。
    なので由良川河口域の古い民家の軒下に小舟が吊るしてあったと読んだことがあります。

    返信削除
  2. 由良川流域の家庭に小舟が用意されているのは以前見たことがあります。
    でも実際に使用可能な状態の家が何軒あったでしょうね?
    恐らく警報が出た時点で自動車で避難されたと思いますが・・・

    高い堤防を築いていましたが、ところどころに切った場所があって、「あれでは高い堤防の用を為さないのではないの?」と疑問の思ったことがあります。
    やはりそこから濁流が住宅地へ流れたみたいですね。

    返信削除

管理者が確認後コメントを公開します。

You can read your comment after my checking.