2013年10月14日月曜日

食っちゃえ! 丹波  篠山編

3連休の最終日、朝から日本晴れ!
黒豆を買いに、篠山へ出かけた。
篠山市はこの連休の間「味まつり」なるものを開催していて、大阪や奈良方面からもの凄い数の観光客が押し寄せる。
この祭りの間、若狭・舞鶴自動車道の西紀ICや丹南・篠山口IC辺りは大渋滞するので悲惨である。

だから我々は高速を使わない! 使わなくても行けるし・・・

市街地からかなり離れた場所から既に駐車場の看板が見える。
無料シャトルバスがあるらしいが、流石に連休最終日ともなるとそこまでは来ないようで、市街地と違ってこちらは閑散としていた。

最初に「黒豆の館」へ行き、そこで黒豆を購入、地方発送の手続きをした。
店の人曰く、「あまりの人気で品切れになり、今発送申し込みしていただいたら20日頃には収穫出来るものを送れます。」とのこと。
「黒豆の館」は篠山市の施設なので、商品の品質は確か。期待してお任せする。

篠山市街地に入ると早速「車輌通行止め」の看板が県道に出ている。
細い横道に入ると、そこは栗餅で有名な「あくさや」の前の通りで、まだ午前10時だと言うのに「あくさや」に大勢の客が入っている。

これはやばいではないか・・・

近くに空いた駐車場があったので止める。
舗装していないが乾いているので我慢。
路地を抜ければ賑やかな場所に行けると誘導係さんが教えてくれたので工場脇の細道を通ってお城の前へ。

  紅葉にはまだほど遠く、晴天が続いたのでお濠の水も少ない。
お城の駐車場は大混雑しているようで、そこから人々が湧き出てくる。
普段利用する市営駐車場はお祭り会場になっていて、テント張りの食べ物のブースになっている。

ゆるキャラを発見!
「まるいの」君と言うらしい。丸い猪だ。
子供に大人気で、会場から会場へ歩き回っていた。
内臓の人は暑いやろなぁ・・・

3箇所目の会場で篠山牛と黒豆のカレーを食べた。
10時半の昼食だが、美味しかった。
 
和菓子の清明堂に珍しく行列が出来ていた。
安政年間創業の老舗だが、普段は静かな佇まいのお店。
「栗おはぎ」の幟で客が引き寄せられたのだろう。

 ちなみに、写真の右隣は松茸料理などの和食のお店「懐」さん。
左は丹波焼きなどの陶器のお店。

栗おはぎを2種類2箇ずつ購入。

栗おはぎを買うのだったら、やっぱり「あくさや」の栗餅も欲しい。
と言う分けで駐車場に戻る道を歩く。
  
黒豆パンで名高い「小西」の前まで行くと客がいない。
それもそのはずで、小西の黒豆パンは午前10時には既に完売で閉店していた・・・

  
「あくさや」の前に行くと、栗餅の姿がショーケースにない。
売り切れたか? と危惧したが、店内に入ると奥さんが丁度栗餅を包む準備をしていたので、4箇購入。
その時、cats君が珍しいお菓子の存在に気が付いた。
「この黒いの、何ですか?」
奥さん、にっこりして、
「黒豆の餡でお餅を包んだお菓子です。お祭りの時しか作らないんですよ。」
「え? では、今しかないの?」
「はい。黒豆の中の実だけで作るので珍しいんです。」

で・・・これも購入。



 
  上の2種類が清明堂の「栗おはぎ」
中身が栗だけのと、餅が入っているもの。

味は栗の実そのもの。

下は「あくさや」の栗餅と黒豆餅。
栗は渋皮まで入っていて、ほのかな苦みもある大人の味。
これは・・・止められない。
黒豆も枝豆の味がするが、お正月の黒豆の風味。
どちらもお砂糖は使っていない。
素材のみの味。

篠山は、栗、黒豆、松茸、山芋、篠山牛、猪、鹿 他にも山の幸がいっぱいで10月いっぱいは賑わいで華やいだ街になる。


4 件のコメント:

  1. 先週、京都に行ったら「栗おはぎ」売ってましたね!
    買えばよかった~ああ、残念!!

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  2. 栗のお菓子は新栗のシーズンしかありませんからねぇ。
    黒豆餅もこの3連休しか作らないみたいですよ。
    明日はもうないのね・・・

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  3. うぅぅ、贅沢な、、、
    和菓子大好きですけれど、黒豆をふんだんに使う所がさすが丹波だわ
    cat君は目ざといのね(笑)
    幻の和菓子ですわ。

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  4. 篠山はカレーにも何にでも黒豆入ってますからねぇ(笑

    和菓子好きな人はちょっとでも目新しいものがあると見逃さないみたいです(笑

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