2011年11月13日日曜日

大和は国のまほろば? 3

三輪山の中は撮影禁止なので、この記事には写真がありません。
悪しからず。m(__)m

いよいよ登山です。
毎月一日に必ず大神神社にお参りしてきたけれど、「お山」に入るのはこれが二回目、しかも前回は先週で、私たちのために下見に 上がったと言うお友達と、体力には全く自信がない歩くのが嫌いな家人と、しんどいことは避けたいがお友達のご厚意を無にしたくないだけの理由で登る 私・・・

下は土。昨日の雨でぬかるんでいます。
木の枝や切り株、所によっては石で形成されている階段と坂道の連続。
岨道の急坂が続き、途中で休憩所みたいな小屋があって、みんなそこで一休み。
小さな個室が並んでいて、一見「トイレ? 」と思いますが、ちゃいます。
小屋の向こうに「三光の滝」があって、水行をする人が使う更衣室です。

登山者は多くて、下山者も多いので、狭い山道では「こんにちは」の挨拶と、道の譲り合いの「ありがとう」が何度も聞かれます。
女性の登山者が多いのには驚きました。
中にはお腹が大きな妊婦さんや、赤ちゃんを抱いた若いお母さんもいます。
お婆さんもいるし、カップルもいます。
女性が元気よく登って行く後ろを彼氏がよろめきながら「ハーハー、ゼーゼー」と・・・意識朦朧とした表情で・・・

半分まで登ると、注連縄で結界を示しています。
注連縄の向こうが、神域の中の更に神聖な場所の様です。

木漏れ日と、小鳥のさえずりしか聞こえない閑静な場・・・と思いきや、参道を横切っている鉄道の電車の音が聞こえてきたり、街の喧騒が聞こえて、案外賑やか・・・
でも、ホーホケキョ! なんて聞こえて、「ああ、春はもうすぐそこまで・・・」などと言いながら、登り続けます。

山の中は妙に温かいです。
運動しているので汗だくなのは間違いありませんが、風が全くなかったです。

森の中には所々磐坐があり、注連縄が張ってあると必ずそこでお参りしている人も。
中津磐坐と言う大きな磐坐ではお供えがしてあり、そこで白装束のお婆さんたちが祝詞を上げ始めた時は、後ろを通り抜けて良いものかどうか迷いました。

そのうち家人がダウン。
「俺はもう駄目だ、君らで登ってくれ。神様によろしく・・・」

こうして脱落した彼を残し、お友達と私はさらに山を登ります。

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