2025年2月2日日曜日

ちょこっと柏原

 順番が前後するが、福知山から帰る途中、柏原に立ち寄った。山本薬師堂へ立ち寄る前である。

cats君にはある目的があったのだが、私はちょっとぶらり歩き程度。

柏原大神宮拝殿  扉が開いているのを初めて見たような・・・

普段は扉が閉まっていて、幕もなかったし、観光客が縁側みたいな廊下に腰掛けて休憩とかしている神社らしくない神社。でも天照大神を祀っているんだね。


修復中の柏原八幡宮の一の鳥居
笠木の銅板がブルーシート越しに見える。まるで空中に浮かんでいるみたいだ。


柏原のシンボル 木の根橋のケヤキ


横の通行人と比べても、でかいよね。


織田神社。 織田信長の弟の孫を祀っている。


cats君の目的地は、新しく開店した餅屋さん。「餅の神田屋」


柏原一番館。 昔の柏原町役場。旧丹波市役所柏原支所。



お天気がイマイチで寒かったので、すぐに車に戻った。

山本薬師堂

 正式名 野瀨倉山佛光寺 藥師如來堂

山号 野瀨倉山

院号 佛光寺藥師如來堂

(仏光寺薬師如来堂)

中興年 1395年(応永2年)


道路脇に「県指定文化財 山本の薬師堂 200M」と書かれた看板があって、cats君は気になっていたようだ。今日もそこを通ったので、立ち寄ってみた。

奥に茅葺き屋根のお堂が見える。結構な大きさだ。


参道は未舗装だが、綺麗に草をかられて整備されている。 ダートにありがちな水流でえぐれた跡もない。


水が流れていないが、全く涸れている訳でもない谷川に橋が架けられている。これが石組だけで造られているように見える。


沢は山奥へ続いいている。


素晴らしい茅葺の波打つ屋根。 階段には大正6年と刻まれていたが、お堂はもっと古いだろう。


橋を渡った右にある地蔵堂。お地蔵さんが7人。 樒が新しい。


室町時代に「中興」と言うことは、それ以前に既にこのお堂はあったと言うことだろう・・・


石に穴を穿ってワイヤーで吊るしてあるが、どんな意味があるのか検索しても不明のまま。


格子越しに撮影。肉眼では真っ暗だったが、スマホのおかげで小さな仏像や謎の吊るし石が見えた。 ご本尊の薬師如来像の画像はどこにもなく、秘仏なのだろうか?


綺麗な石垣




cats君は「邸跡」と言ったが、丹波市のH Pを見ると棚田だった。





北面の角の柱に明智軍がつけたと言われる刀傷があるらしいが、知らなかったので見落とした。



案外近所に謎のスポットがたくさんあるものだ。


2025年1月29日水曜日

廃線跡  鍛冶屋線

 旧J R鍛冶屋線の名残が展示されているので、加都良神社から歩いて行く。

車両が見えている。


妙見富士。


左 量興寺 右 加都良神社

かなり風化している・・・周囲はロータリーになっている。



駅舎とプラットホームみたいにしてある。



鍛冶屋線の軌道跡はサイクリングロードになっている。
おばさんがママチャリで走って去って行った。


駅舎。
内部は集会所みたいだ。椅子とテーブルが置いてあった。
トイレは外から入れるが、掃除をしていないようで落ち葉だらけになっていた。



もう少し気を配ってあげて欲しいなぁ・・・



加都良神社

 量興寺のお隣に神社がある。多分、お寺の鎮守みたいな位置なのだろうけど、式内社加都良神社の御旅所でもあるのかな。

この鳥居は大きくて、前の道が狭いので正面から撮影するのは無理・・・


拝殿。 狛犬は前回訪問時は真っ新で白かったけど、今は良い色にこなれてきた。



本殿の龍。 横からしか見えない。



道端のこれは何だろう?



量興寺を見に行く

 昼食後、一人でぶらっとお出かけ。

 量興寺に行ってみた。 

兵庫県最古の寺院の一つで、 650年頃に推古天皇の勅願寺として建立されたと伝えられる多哥寺が前身と言われている。東西64m、南北約80mの大きな規模を持ち、四天王寺と同様の伽藍配置のお寺だったと言う。五重塔があったそうで、心柱を立てた心礎石は巨大で、どれだけの規模だったか想像出来る。石には、直径約95センチメートル、深さ約20センチメートルの穴が開けられている。



茅葺屋根の寺務所。 幅が広いので、うんと退かないとレンズに入り切らない。



本堂(薬師堂)の龍


本堂


心礎石。 巨大なので、上の穴は背伸びしてもよく見えない・・・


88ヶ所の霊場写。






でかい数珠がぶら下がっている。


象の鼻先が巻かれている。 目にはちゃんと目玉が入っている。
彫り師の名前を探してみたが、見当たらなかった。


遠望






大きな靴ぬぎ石。




秋になれば黄葉が綺麗だろうな・・・