私は地図が読めない女で、方向音痴である。
だから、川向こうのコスモス畑に行こうと、橋を渡ってそのまま道路を走って行くと、いつまでもたってもコスモス畑が見えず、山奥のトンネル掘削現場まで行きそうになって、慌てて引き返した。
道が川から離れていっていたので、途中で枝道に入る。
Cosmos field in Hikami
キジが飛んでいたり、神社の御旅所らしい磐坐があったり、ちょっと珍しいものがあった。
寄り道を切り上げて、二宮神社を探しに、篠山市へ向かう。
面白いことに、丹波市内では、篠山市へ向かう道路標識を見かけない。
大概、篠山市の向こうの、三田や大阪を示している。
多分、氷上郡の町が合併して市になったとき、名前を丹波市に決めたら、篠山市が物言いをつけたので、まだ遺恨が残っているのだろう(笑
よそから来た人だったら、丹波市から篠山市への行き方がわからなくて困るかも知れない。
(同様に、篠山市でも、丹波市へ行く標識は見かけなくて、具体的な 氷上 や 山南 と書いてある。 まぁ、それはそれで親切だけど。 氷上と山南はちょっと方角が違うからね。)
鐘が坂のトンネルを抜けて、篠山市に入ると、すぐに二宮神社があるはずなのに、見つからず、適当に走っていると、「
黒豆の館」に到達。
ここは篠山市が運営している特産品の丹波黒豆の専門店。
黒豆を使った食品がこれでもか、これでもか、と販売されている。
朝早いのに、すでに大勢のお客さん。
今正に収穫期なので、枝豆を買う人たちが、序でに野菜も買っている。
奥のレストランで田舎バイキングと言うのをやっていて、これが大人気で、既に順番待ちの行列。
お昼御飯の時間はまだずっと先だし、オープン時間でもないし、一人でバイキングもつまらないので、スルーする。
ここで黒豆パンと黒豆御飯の素を購入。
神社を探すドライブは続くが、なかなか見つからず、道に迷って、観光客で渋滞の篠山市街地に突入してしまう。
これだけは避けたかったんだけど、どう走っても、もとの所に戻ってしまう私・・・
篠山って、迷路なんだわ(そう思うのは、私だけ・・・)
仕方がないので、
お菓子の里丹波 でお昼御飯にする。
食べたら、園内をちょっと散歩。
今まで入ったことがなかった薬師山山荘に入ってみる。
An old house in Okashi-no-sato Tanba Park.
It was built 160 years ago as a merchant's house.
160年前の商家だって。
石油ファンヒーターが置いてあったので、お茶席などで使われることもありそう。
昔はこんな家に住んでたんだよね。
そして、旧垂水警察署のミオール館。今はケーキ屋さんなのだ。
This house was once Police Station in Tarumi Ward, Kobe and moved to Sasayama after the Great Hanshin-Awaji Earthquake.
Now it is a cafe shop where they serve good cake and coffee or tea.
神戸市ももっと異人館をきちんと管理したら、お店に使えたのに。
兵庫県警のものだったので、兵庫県が引き取って篠山市にあげちゃったのね。
ドイツパンを買いたかったけど、種が発酵中で、焼き上がりが一時間半後だと言うので、諦めた。
その後、さらに篠山市内で道に迷い続け・・・