2012年9月23日日曜日

敦賀へドライブ

ソースカツ丼を食べに敦賀へ行った。
カツ丼の話は「フードコート」で。

食事を終えて、さてどこへ行こう?
敦賀の市街地をちょっと走ってみたけど、大して面白くない。
原発なんか見る気もしないし。

ふと見ると赤い欄干の橋が川に架かっている。
どうも神社の参道らしい。
何かな?
と思って通りの果てを見ると、赤い大鳥居が見えた。
半端なく大きな鳥居だ。
近づいて見ると、「気比神宮」とある。
神宮と言うからには、皇族の先祖を祀っているのだね。

 官幣大社気比神宮 だそうな。

拝殿前へ行くと、太鼓の音が聞こえ、すぐに赤ちゃんの号泣が響き渡った。
お宮参りに来て、太鼓の音に驚いたんだね。
可哀想に(笑




神主さんが御幣の向こうにある立派な階段を拝んでいる。
階段の上に本殿があるんだね。

「天皇陛下」とあるのは、今上天皇のこと。
赤ちゃんを脅かした太鼓にも菊のご紋。
 流石、「神宮」だね。
私の趣味じゃないけど。
もっと素朴な神社の方が好きだなぁ。

回廊の外に出ると、神苑があった。


あら、松尾さん!




国々の八景さらに気比の月

月清し遊行のもてる砂の上

古き名の角鹿や恋し秋の月

月いづく鐘は沈める海の底

名月や北国(ほくこく)日和さだめなき


気比の浜はこんなの・・・
  
 夏は賑わっただろうね・・・
 

2012年9月22日土曜日

滝が生まれかけている

杉林が伐採され、剥き出しになった斜面に豪雨が襲いかかり、土が流失して、岩盤が露出してきた。
以前から水の流れはあったみたいだが、滝っぽくなってきた。
このままいけば、将来段瀑になるかも知れない。
何年かかるかな?



 

2012年9月17日月曜日

但馬から丹後へ

今日は台風の影響で南部から大荒れの予報が出ていたので、北へ行った。
特にハプニングはなかったので、食べ物は フードコート で。

行程は
道の駅「但馬のまほろば」でパンと草餅と唐辛子を購入

出石 「近又」で出石蕎麦の昼食

但東

久美浜 コウノトリを探したけど、飛んでいるのを見ただけ

網野  「とり松」で夕食用のばら寿司 購入

網野 「垣中製菓」で昔懐かしい味のアイスクリームを堪能

丹後半島の海岸線をドライブ  立岩や屏風岩を撮影

無名滝を撮影

浦島で 浦嶋神社参拝

宮津 天橋立ワイナリーでお茶

帰宅





2012年9月8日土曜日

朝顔

逆光の中の朝顔を撮影してみた。





つまり、元は一枚の写真・・・

これがオリジナル。

2012年9月4日火曜日

北播の朝

廃業した織物工場の屋根です。

これを見て郷愁に駆られる播州人も多いそうです。

2012年9月2日日曜日

夏の終わりのドライブ

9月に入ったけれど、まだ二日目なので夏の終わりって感じ。
午前中の防災訓練が暑かったので、冷たいうどんを食べに、福崎町へ。
「田舎や」さんで美味しい手打ちうどんを味わって、カフェでお茶をしてから、市川の流れを見ながら R312を北上。

前方は晴れているんだけど、車は雨の中・・・
朝来で降られた。
雨が通った後は空気が澄む。
竹田城址が綺麗。
ううう雲海が見たい!



しかし、後ろを振り返ると・・・

山は雨雲で霞んでいる。さっき通って来たところは大雨の中だ。

 おかしな天気が続く。

立雲峡から山越えをして与布土を通り、山東へ抜けたら、何か感じの良い風景が広がった。
黄色い田圃は稲刈りの真っ最中。
道ばたにとても大きな木が生えていた。

 木の下にお堂がある。
正面に廻ってみたら六地蔵が祀ってあった。
ふと思いついて粟鹿の滝を探しみたが、場所をあやふやに記憶しているので見つからなかった。
 綺麗な田園風景の中を走り、再び先刻の大樹のところに来たので、お地蔵さんを撮ろうと思ったら、稲刈りをしていた農民のオジサンがお堂に腰掛けてお八つを食べていた。
大きな菓子パンを美味しそうに大きな口を開けて食べておられていたので、邪魔しては悪いと思い、写真は撮らなかった。

遠阪峠を越える頃に再び雨に遭い、丹波に入ると晴れ。
しかし、播州トンネルへ行く上り坂で再び大雨。
本当におかしな天気だ。

最後にラベンダーパークに立ち寄って、お八つ。

私のクラッシュソーダ(マンゴー)と cats君の 米粉シフォンケーキセット



ラベンダーパークはラベンダーのシーズンオフは入園無料。


2012年8月29日水曜日

ちょっと哀しかったこと

私が育った神戸市垂水区は、住宅街なのですが、元は明石海峡で漁をする漁師の街でした。
震災と再開発で様子が変わってしまいましたが、今でもJRと海にはさまれた細長い地域には渡船業の看板を出す家や釣り餌を売る家などがあり、漁師が住んでいます。
JRの山側(北側)は商店街や学校などがあってオシャレな神戸の端っこの雰囲気ですが、浜側(南側)は昔の面影が残っているのです。(海を埋め立てて大人気のアウトレットモールが出来て人が集まっていますが、古い住人は苦々しく思っているみたいです。)

その漁師町の中に、小学生だった私と家族は迷い込んだことがありました。
もう何十年も昔のことです。
一家で食事に出かけたものの、お目当ての店が閉まっていたか満席だったか、兎に角「食いはぐれた」のです。
女性3人が不機嫌になる頃に、唯一人の男性である父親が一軒の寿司店を見つけました。
ずっと垂水に住んでいたのに、そこに寿司店があるなんて、両親も知りませんでしたので、興味津々、恐る恐る入店して、お寿司を食べました。
その店は家族でやっているみたいで、お茶運びは中学生くらいの少年でした。
小さな店で、店で食べさせるより仕出しで経営が成り立っているみたいでした。

予想外に、その店のお寿司は美味しかったのです。

それ以来、我が家ではその店のファンになりました。
店が大きくなって、国道に面したもっと条件の良い場所に移転して、支店まで持つようになっても、ずっとファンでした。
震災で支店をたたまれ、本店だけになってしまっても、我が家では法事や遠方からの来客など、大事な行事の時はその店で食事をしました。

今年のお盆に帰省すると電話をしたら、母が「お昼はお寿司でいいよね? どこに頼もうかな。M屋はお盆はいっぱいだから、Y寿司にしようか。」
私は「うを仙」があるのに、と思いましたが、母はその名を出しませんでした。

実家に帰ると、食事の後で、母が言いました。
「『うを仙』があったところは回転寿司になってるよ。」

青天の霹靂でした。

ネットで検索すると、「うを仙」のブログが出てきました。
最後の書き込みは6月上旬でした。

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皆さんこんにちは。

本日も、あぶらめや、甘カレイといった、美味しいお魚を買ってまいりました。
その前に、皆さんに、重大なお話がございます。

ご報告


今月、6月の25日をもちまして、「うを仙」は、閉店いたします。
本当に、本当に長い間、有難うございました。
創業明治35年ですので、足掛け、111年になります。
私たちは、生まれる前からたくさんの方たちに支えて頂き、又、こうして、現在もなお、惜しまれて、閉店できることを感謝し、幸せに思います。

うを仙を 長い間 ありがとうございました

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「うを仙、閉店しちゃったよ」と言ったら、家人が「うそ!」と叫びました。
「一番美味い店やったのに、なんでや?!」
ぐるなびなどを覗くと、多くのファンから別れを惜しむ書き込みがありました。

昨日、旧友が私のブログにコメントを書いていました。

「・・・ところで、M屋やうを仙はまだ元気で商売してるのかな?」

私はレスを書きました。
「M屋は健在。うを仙は6月に閉店した。」
その旧友はうを仙があった街で生まれ育って、昨年事情があって山側へ転居したばかりでした。

故郷がまた遠くなりました。