藤の花を見に行った。
ずっと行きたかったが、毎年凄い人出と聞いていたので、コロナで非常事態宣言が出ている間は少ないだろうと行ってみたが、やはりそれなりに人は来ていた。
商店街の飲食店は半分が休業。 気の毒だ。
最上山公園の駐車場に車を置いた。
市中には「千年藤 閉鎖」と看板が並んでいたが、神社は参詣者を拒めない。だから大勢が見に来ていた。駐車場から公園(ほとんど登山)を対角線上に行けば大歳神社だが山道はしんどいので山裾をぐるりと歩いて行くことにした。
山裾には寺院さんがたくさん並んでいる。最上山は戦国時代の山城だったらしく、その名残なのだろう。墓地もたくさんある。
稲荷神社から下ったら、火事で焼け落ちた民家があった。そう言えば最近宍粟市で民家火災のニュースがあったなぁ。まだ焼け焦げた臭いが漂っていて、近所の人もあまり気分は良くないだろう。3軒ほどが焼けていた。
そこからずっとお寺さんの並びを歩いて行ったら、いきなり民家の間に大歳神社があったので、びっくりした。宍粟市の有名観光地にしては小ぢんまりとした神社だった。
境内全体を藤棚が覆っている。中央に途方もなく太い藤の木の主幹があって、四方に枝が伸びている。端の方に若い幹も数本あるが、それも結構な太さだ。 花はもう盛りを過ぎて半分色を失っていたが甘い香りが漂っていて、サラサラと風に揺れて綺麗だった。
藤の花はもう半分盛りを過ぎてしまっていたが、甘い香りが漂い、綺麗なカーテンの様だった。
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