2011年6月6日月曜日

鳥居フェチ?

山道を走っていると、ハッとするような美しい光景が目に入った。
雨が降り出しそうで降らない、どんよりした空の下で。





綾部市で。

2011年6月5日日曜日

一乗寺 やはり国宝は人気もの

伽耶院を出て川久でお昼を食べた後、何処へ行こうか、と宛もなくガソリンの無駄消費をしていたら、「そうだ、次は国宝にしよう!」と思いつく。
加西市の法華山一乗寺。西国26番目の札所。
会社で「ちゃちなお寺」と聞いていたので、そんなに期待しなかったが、行ってみれば、なかなかのものだった。
まず驚いたのが、駐車場に他府県ナンバーの車がいっぱい駐まっていたこと。伽耶院は先客2台だけだったよ・・・。
拝観料は400円、駐車料金300円、しっかりしていた。
入り口の石柱、実はかなり古いもので歴史的価値があるそうだが、知らないので無視してしまった。
階段が長い。


実は迂回路があって車椅子でも上がって来られるのだけど・・・。
木造の建造物が山の斜面に段々に建っている。


三重の塔ばかり撮影しているけど、これが国宝なのであって、本堂やご本尊は違うのね。
だから、観光客も三重の塔ばかり撮影している。
観光ガイドブックそっくりの風景を見て、歓喜の声を上げるギャルのグループとかいて。
御朱印帳を持って、印を押してもらう為に長蛇の列を作る観光客を尻目に、格子の奥を覗くと、金ぴかの聖観世音菩薩様が見えた。
やっぱり国宝で締め・・・
いや、まだ見るものはあるのだ。
重要文化財の、境内社。綺麗だし、古い!

奥の院の開山堂や、賽の河原 なんて場所もある。
そんなに広くないので、すぐ行けるのだが、奥の院まで足を伸ばす観光客は少ない。
迂回路を下っていくと、放生池がある。池の小島には、多分、弁天さんを祀っているのだろう。
池の水面に緑が映り込んで綺麗だった。








伽耶院 騒々しかった重要文化財

梅雨の晴れ間、ちょっとお出かけしよう、と言うことで、三木市の伽耶院へ。
ずっと行ってみたかったんだけど、紅葉のシーズンなどは観光客いっぱいで入れないとか聞いていたので、シーズンオフに行く。
狭い田圃道の中に仁王門が建っている。中を見るのを忘れたが、秀吉の三木攻めで焼き討ちされ、トルソーみたいになった胴体だけの仁王さんが入っているのだそうだ。(ここんところは、幽黙先生のブログにあります。)
駐車場に駐まって、最初に目に跳び込んで来たのは、小川の対岸の崖。見事な柱状節理と断層。大自然の驚異と脅威だ。
お寺の正式な門があるのに気づかず、庫裏から入る。お庭が綺麗だった。
ところが、境内に入った頃に、火災報知器が鳴り始め、静かだった修験道のお寺が賑やかになる。
お坊さんや奥さんが走り回り、大変(笑
湿気で誤作動したらしいけど。

お寺の建物より、こう言う地面の小物の方が面白かった。猫はお神籤。
本堂は流石に厳かな印象。仏像は見えなかった。
多宝塔はとても美しい。
真冬にヒカリモが繁殖して、虹色の光が水面から立ち上るらしい黄金水の池も、今は静かなカエル池。
ちょっとユーモアのあるお寺さんでもあって・・・


お昼になったので、三木市街の 川久  と言うお寿司屋さんでお昼御飯にした。

ところで、伽耶院の拝観料はこれ!

草引き10本。



2011年5月28日土曜日

丹波市へお買い物

雨降りなので、お買い物だけのドライブ。
ランチは、柏原のOlmoさんで。
Olmo さんでお食事

買い物は やながわ で丹波ロールとわらび餅。 菓子司竹田屋で 柏餅と桜餅。

2011年5月25日水曜日

ブログの叛乱

昨日、コメント投稿通知がメールで来ていた。
メールから入れば良かったのかも知れないが、いつも様にメールは全部削除して、firefoxからアクセスすると、ブログの画面がおかしい。
画面上部におかしな図柄が並んでいる。よく見ればテンプレートの見本だ。
そしてログイン欄や投稿ボタンがなくなっている。
どうしたことか? またgoogleがメンテでしているのか?
うっかりパスワードを入れてみたら、無効なんてエラーメッセは出るし。


ふと思いついた。
これは、googleの問題なのだろうか、私のブラウザーだけの問題かも知れない。
試しに、firefoxを終了させ、 safari を開いた。
safariは正常にブログを表示した。
いただいたコメントもちゃんと読めるし、管理出来るし、レスも投稿出来る。

やっぱり、firefoxだけの問題なのだ。
ブロガーのhelpを開いて問題解決索を探る。それにしてもコンピュータ用語の難解なこと。
日本語で読んでも訳わかんねー! 状態だし、英語で出されると万歳状態だ。
それでもなんとかかんとか、「キャッシュを空にする」が有効な解決方法らしい、とわかった。

で・・・それって何やねん?

一日ぼーっと考える。もしこのままfirefoxでブログが使えなかったら、面倒くさいことになるだろう。safariはいつも困った時の「神頼み」の「神」なので、あまり使いたくないのだ。壊さないよう、大事に採っておきたい(笑

fiefoxに戻って、ヘルプを覗いてみる。「トラブルシューティング情報」って言うのがあったので、開いてみる。すると「キャッシュを空にする」方法が書かれていた。
履歴を削除して、過去に見たサイトの情報を全部、firefoxに忘れさせるのだって。
それも全履歴でも特定サイトでも選択出来るとな?

説明の指示に従って、ブログのトップ画面だけの履歴を出して、消した。
そして、恐る恐る、ブログを開く。
やはりおかしな表示のままだ。

どうすれば良いのだ? と思いつつ、コメントをクリックすると、ログイン画面になった。
取り敢えずパスワードを入れてみると、コメント投稿欄が出てきた。
そこからトップ画面に戻ってみたら、あら、不思議!

正常なトップ画面になったではないか?

どーもPCにからかわれているような気がしてならない・・・

2011年5月20日金曜日

昨日 駐車場で

昨日のお昼休み、会社の近所のスーパーへ行きました。
そこには屋根付きの駐車場があって、昨日は日差しがきつかったので、暫く愛車を日陰で休憩させようと思ったのです。
駐車場はスーパーの三階にあって、普段は地べたの駐車場の方が混むのですが、最近の気象状況では、突然豪雨になったり、雷が鳴ったりと、お天気が急変するので、警戒する人が多くなったのか、三階も出入り口に近いブロックは空きがありませんでした。
それで私は普段駐車するブロックとはエレベーターホールをはさんで対角線上になるブロックまで行きました。

私がバックで駐車していると、右横から年輩の男女が歩いて来ました。
女性はスーパーで買ったらしい花束を抱えていました。
お墓参りのお花かな、などとぼんやり思いました。近所に墓地があったからです。
私が前輪の向きを確認するために窓を開けると、その女性がこっちへやって来ました。動いている自動車にお年寄りが近づくのは嫌だな、と思ったので車を駐めて、ちょっとそっちを見ると、女性は私の顔を見て微笑み、すぐに遠ざかりました。

駐車してから、私は窓を拭き始めました。黄砂混じりの雨で窓が汚れていて視界が良くなかったので、時間があるうちに拭いておこうと思ったのです。
フロントとサイドを拭いて、リアウィンドウへ廻ったら、なんと、そこにあの花束を抱えたお婆さんが立っていて、ちょっとびっくりしました。
お婆さんは、私に向かって言いました。

「車がね、どこに駐めたのか、わからないの。どこにいっちゃったのかしら、私の車・・・」

え~、迷子?

別に珍しいことではありません。スーパーの駐車場は広いし、普段と違う場所に駐車した場合、買い物から戻って自分の車の位置がわからなくなってまごつく客は結構いるのです。
でも、この女性は確か連れがいたはず・・・。
男性の姿は近くには見えませんでした。二人で探しているのでしょうか?

お婆さんがまた言いました。

「どこに駐めたんだか、本当に見つからなくて・・・」

困ったなぁ、一緒に探してあげるべきなんだろうか?
私は周辺をサッと見回しました。店員の姿はありません。
男性もいないし、他の客もいません。
私はもう一度お婆さんの方を振り返り・・・


そこには誰もいませんでした。



私は会社の同僚から聞かされた噂話を思い出しました。

「○○○の駐車場で花束持って話しかけてくるお婆さんがいても、相手にしたらあかんよ。すぐいなくなるから。」 

2011年5月14日土曜日

シェフにご用心

刑事A「ガイ者は、氏名たっちだ・たっち、年齢不詳、無職、多分女性・・・食事の直後に激しく苦しんでそのまま息絶えたそうです。」

警部B「で、そこで手錠を掛けられている男は?」

刑事A「たっちだ家の雇いシェフ、そっちだ・そっち、55歳、たっちだ・たっち殺害を認めたので、緊急逮捕しました。」

警部B「シェフが雇い主を殺害したのか。 食後すぐに苦しんだと言うことは、毒殺の可能性があるな。ガイ者は、何を食べたんだ?」

刑事A「まず、前菜にアスパラガスのタルト・プリムラ添え・・・」

警部B「アスパラガスをクリーム状にしてタルトに入れたのか。なかなかオシャレだな。プリムラと言うのは、この花か? うーん、毒草かも知れん。」

刑事A「それはありえません。さっき、残ったのを私が食べてみました。異常なしです。」

警部B「そうか・・・スープは?」

刑事A「茸のクリームスープです。」

警部B「茸? 毒茸じゃないのか?」

刑事A「大丈夫、私が毒味しましたが、異常ありません。」

警部B「次は、魚か?」

刑事A「はい、今日はクサフグの唐揚げに、付け合わせの温野菜・・・」

警部B「フグ! 猛毒じゃないか!」

刑事A「いいえ、そっちだシェフはふぐ調理の免許を持っていますし、たっちだ家の家族は全員無事です。私がガイ者の食べ残しを試しに食べてみましたが、何ともありません。」

警部B「そうか・・・じゃ、メインの肉料理は?」

刑事A「イベリコ豚のマスタードクリーム煮込みです。」

警部B「豚肉に十分火が通っていなかったとか?」

刑事A「いいえ、ちゃんと火は通っていました。柔らかくて美味しかったです。」

警部B「デザートに毒が入っていたんだな! それで食後すぐに苦しんだのだ!」

刑事A「いいえ、フレッシュな苺とリコッタチーズ、バルサミコ和え、冷たくて最高でしたが、毒は入っていません。」

警部B「では、残るはこのエスプレッソか!」

刑事A「いいえ、警部、たっちだ・たっちは、シェフに食後すぐ絞殺されたんです。だから、苦しんだんですよ。」

警部B「なに? 何故シェフが雇い主を絞殺しなきゃならなかったんだ?」

シェフ「だって・・・全部クリーム味でつまらない、ってご主人が言うもんだから、ついカッとなって・・・」