2011年11月21日月曜日

有朋自遠方来 不亦楽 4

紅葉狩りはまだ続く・・・





そろそろ帰る時間が来たので、車に戻る。
北の方角から大きな観光バスがやって来るのが見えたので、バスの前に出ようと頑張ったら、バスは養父神社の駐車場へ・・・
もう少しで観光客の群れと遭遇するところであった。

Mara は福知山16:42発の電車に乗るつもりだったが、もう間に合わない。
頑張って走るか、それとも17:28発の電車にしてもらうか、とcats君が悩む。

私がふと思いついた。

「和田山駅から乗れば?」
「そうや、山陰本線やから、ほとんどの電車が和田山に止まるんや。
それで、和田山から京都方面へ行く電車は必ず福知山で止まる。
車より電車の方が速いから、16:42の電車に間に合うやんか!」

Maraに説明すると、それで良い と。
和田山駅で駅員に確認をとって福知山で乗り換えが出来るとわかった。
Maraは一人で電車に乗れるから、と私たちに帰れと言う。
まぁ、好きになさい、とここでお別れ。

また来てね!

なんだか終日 虹が出てたね(笑



有朋自遠方来 不亦楽 3

ひたすら神社の紅葉を愛でる。
参拝の作法を教えて欲しいと言うので、教える。
ユダヤの人が神道の神社にお参りをする。
養父神社の狛犬は手前。 奥で構えているのは、「犬」ではなく「狼」だそうだ。
そう、江戸時代まで兵庫県には狼がいたのだ。
ここの狼はかなりひょうきんな顔をしているけど。



なかなか絵になる 随神門。

紅葉もしっかり色づいている。今年はどこも発色が悪い、遅い、と文句たれているが、この神社は例外のようだ。





七五三参りの一家などがいて、実はかなり参拝者が多い。



有朋自遠方来 不亦楽 2

折角 Mara が念願の竹田城のそばまで来たと言うのに、雨が断続的に降っている。
激しくないけど、山登りには不向きな天候。
寒いし、霞んでいるし、足許は悪い。
それに山登りすると帰りの列車に遅れそう。
cats君が Mara に「雨が降っているし、時間がないので、山登りは諦めよう。代わりにビューポイントに案内するから」と言って了承してもらう。
 立雲峡そばの峠道から竹田城址を眺める。





これではあまりにも残念なので、私は紅葉で有名な養父神社を提案。
cats君は時間を気にして乗り気でなかったけど、他に良い場所も思いつかないので行ってみる。

養父神社は養父市にある。
ここには有名な逸話がある。

昔、養父に名医がいた。その評判を聞きつけて近郷近在はもとより遠方からも患者がやってきた。
それを羨ましがった他の医者たちが「我こそは養父の医者である」と名乗りを上げ、こぞって診療したが、下手だったので、治る患者も治らない。
そのうち世間に「養父の医者は下手くそだ」と噂が流れ、養父の医者の権威は地に堕ちた。
こうして、下手くそな医者を 養父医者 と呼ぶようになり、現代の 藪医者 となる。

閑話休題。

養父神社に到着。


紅葉の気配・・・

手水で手を洗う。
Maraが作法を教えてくれと言うので、手洗いを教えるが口をゆすぐのは止めた。
手水に新しい水が出てきていないので、口に入れない方が良いと思われた。

鳥居が美しい。


鳥居フェチは、どきどきしてくる(笑




有朋自遠方来 不亦楽 1

掲示板のレギュラー Mara が遊びに来てくれた。

20日、福知山駅で待ち合わせ。一目でお互いがわかった。他に外人下りてこないし(笑
思ったより小柄。 最初は一生懸命日本語で喋ろうとしたけど、こっちが英語喋らなくても理解出来ると言ったら、あとは英語だった。

3人で篠山へ高速で GO!


昼食の予約まで少し時間の余裕があったので、「丹波 お菓子の里」へ 。
茅葺きの和菓子屋を見て、「トイレ?」と言うので、店だと言ったら、写真を撮っていたけど、要するにお手洗いに行きたかった訳で・・・
 ミオール館のお手洗いを借りる。






散歩と言うより園内を一周して、予約してある「いわや」さんへ。
食事のことは「フードコート」で。

相変わらず人気店で満席。予約しておいたので、スムーズだったけど、飛び込みで来た客は断られていた。

Maraは囲炉裏は初めてだった。珍しがっていた。火の粉はちょっと恐かったけどね。
満席の店内を見て、「人気店なのね」と納得していた。

お天気が良くないので、どこに行こうかと思案。
つばいちダムに行って見る。「いわや」さんの近所のダム湖なのだが、水がなかった。堰堤に穴でも開いたのかな?

でも湖岸の紅葉はまずまずだった。




猪ハンターが近くにいたので、長居は無用。

次は 竹田城 を見に朝来へ。




2011年11月13日日曜日

大和は国のまほろば? おまけ

偶然撮れた写真・・・逆光モードにするのを忘れて(^^;

 

五重塔



大和は国のまほろば? 6



大神神社参拝の後は、もみじ祭り真っ最中の長谷寺へ。
ながたに寺ではなくて、「はせでら」と読みます。
一人500円の拝観料を納めて、有名な登廊を登ります。
大神神社の山道はとても登りやすいように気を遣って作られていましたが、この登廊は、低い段差で中途半端な幅なので登りにくく、三輪山より疲れた、と男連中が申しておりました。



もみじは青々としていました。
「もみじ祭り」どころじゃないです。
辛うじて綺麗な楓の写真を・・・





お寺ではチャリティコンサートをしているとかで、若いお坊さんが「もう始まっている」と急いでいました。


近くまで行ってみると、読経の声が・・・
案内のお坊さんに「お経と音楽のコラボですか?」と聞いたら、
「いいえ、お経はお経で、音楽は音楽で交互に行います。よろしければどうぞ。」
でも、チャリティってお金出すのよね?とか思った私たちはスルーしました。
牡丹が少しだけ咲いていたので(長谷寺は牡丹寺とも呼ばれます)、ちょっと撮影して、亀を見て帰りました。


大和は国のまほろば? 5

奈良に美味いもの無し」と言うそうですが、お友達も「何も自慢出来る食べ物がないです」と言いつつ、お昼は神域内に店を出している素麺屋さんで、冷やし素麺と柿の葉寿司をいただきました。
11月に冷やし素麺を食べたいなんて普通は思わないし、メニューにも温かい「煮麺」(にゅうめん)や釜揚げ(少し太い素麺を使用)がありましたが、登山の後なので、冷たいのが美味しい。
柿の葉寿司は、私は鮭が好きですが、この店は伝統的な鯖しかありませんでした。

食事の後は、久延彦(くえひこ・・・山田の案山子です)神社のそばの丘へ。(もしかして古墳?)
そこから大和の国が一望出来ます。
知らないオジサンが、
「あの二つ峰のある山が二上山、その隣の尖っているのが、葛城山、その横が金剛山、前にある低い山三つが、大和三山、右から 耳成山(みみなしやま)、畝傍山(うねびやま)、天香具山(あまのかぐやま)」と教えてくれました。

万葉集の世界だわ〜〜〜〜〜!

 葛城山(背後)と耳成山(右)と畝傍山(左)
 二上山(にじょうざん 万葉の時代は「ふたかみやま」)
金剛山(背後の高い山)と天香具山(手前の尖ってるところ)ってどれ????