2013年10月26日土曜日

風神の門 感想2

第4話から第6話まで

本放送を見た時は、才蔵はただファンキーなヤツとしか印象に残らなかったけど、今見るとなかなかかっこいいし、ちゃんと自分なりの考えを持った男だ。
それに常に前向きなのが良い。
決してうじうじしないのだ。
軽いと言えば軽いけど・・・
三浦浩一さんも、なかなか良い漢ではないか。
この人、「風神の門」以外では、「太陽に吠えろ」とあと何か現代物に出ていたけど、そんなに印象がなくて、残念!
この才蔵が最高に良いので、それ以上の印象を与える作品が私的には見つけられなかったのだね。
磯部さんは、何に出ていても、あの面構えなので直ぐわかったし、どんなちょい役でも見逃せない。それにお歳を召されても、やっぱり好きだぁ♪

今回はお国が才蔵にどんどん惹かれていくんだね。

それと耳次の登場。
この人、後にすごく印象に残る出来事が、私的にあって、忘れられない脇役。

そして、獅子、相変わらず才蔵に嫉妬してますが、そこが可愛い。
山の中で才蔵と喧嘩して追いかけっこしてる二人。
気持ち的に余裕のない獅子王院にもっと楽しく生きろと言う才蔵。
楽しく生きられたら、獅子は幸せになれたかも知れないのにね・・・

それにしても、九度山へ行く道で、初めて対面する獅子と佐助。
獅子王院は佐助の顔を知っていた?
「お初にお目にかかる、佐助殿」って。
獅子王院の評判は聞いていた佐助の方がびっくりしてるし。
忍者って、案外グループは違っていても情報交換などで繋がりはあったのかも。

そんでもって、遂に獅子王院と青姫、正式に(?)ご対面!
第1話で自分を誘拐した男だと才蔵に紹介されて(?)、「久し振りじゃな!」と陽気にご挨拶する御姫様。
獅子王院、固まってますがな。
きっとドキドキしていたんだな。

 

風神の門 感想1

昨日、「風神の門」の動画を発見した。
削除されないように警戒しているのか、検索では出てこないようにアップされていたが、明らかに日本の視聴者向けに日本人がアップしている。
早速、1、2、3話を見た。
懐かしくて涙が出そうだった。

みんな若い、皺ひとつない、艶々した顔の役者さんたち。
今では鬼籍に入られた竹脇無我さんや、多くのベテラン俳優さんたち。
母親役が似合う年齢になった女優さんたち。

それにしても、素晴らしい時代劇だ。
司馬遼太郎の原作とは違っていても遜色ない。
先日、「風神の門」を思わせるストーリーの時代劇を見たが、同じ脚本家の作品だったと知って驚いた。
つまらなかったからだ。 「風神の門」を越えられないのだろうか。

第一話
霧隠才蔵、猿飛佐助、隠岐殿、お国、青姫、真田幸村、重要な登場人物が出そろい、最後に、待ってました、で 獅子王院!
どの役者さんもきらきら輝いている。
萌え!

ところで、最後に空中に飛び上がって才蔵と獅子王院、対決するか? のシーンで、パンツ見えてないか・・・獅子王院?

青姫のキャラ、良いよね。
屈託亡くて、天真爛漫で、他人の悪意なんて存在することを知らないみたいな。
公家の御姫様って、武家の姫とは違うってことをはっきり体現している。
隠岐殿やお国のぴりぴりした感が全くない。
だから才蔵ともすぐお友達になってしまうし。

ところで、菊亭大納言の岩井半四郎さんと、青姫の樋口可南子さんって、身長同じ?
時代劇だから樋口さんは靴履いてないんだし、廊下で並んだら身長いっしょだった。

ってどうでも良いことばかり感心する私め・・・

第二話
獅子王院がたくさん出て来て嬉しい。
そして、俊岳様・・・佐藤慶様! 良いお声です。
時代劇のお殿様、本当にお似合い。
そして、真田幸村、竹脇無我さん。
チーズ嫌いの佐助に気が付かないのか、毎回醍醐をお薦め。
佐助も可哀想に・・・

ところで、くのいち って珍しかったのかな?

第三話
  またまた獅子王院、いっぱい出て来ますが。
みんなから評価される才蔵に嫉妬して噛みつきたがってます。
その焦燥感が滲み出る顔が可愛い。(萌え)
近づいて来た狼に吠える忠犬を宥める飼い主みたいに俊岳様、獅子王院に命令する声も優しく ・・・
どちらかを選べと言う獅子王院に、「どちらも欲しい」
獅子君、納得出来かねませんがな・・・
  
徳川からもらったお金で佐助と遊ぶ才蔵。
お金の出所を聞かされて悩む佐助。単純で可愛い。
忍者だったら開き直れよ、まるで侍じゃん。
川で禊ぎをしたら、OKだって、才蔵は佐助の取り扱い上手だし。

最後の大根囓りの名場面、いいよねぇ・・・例え、大根畑がしらじらしくセットでも・・・
   
 

2013年10月22日火曜日

鞆の浦 と 倉敷 美観地区

婦人会の旅行で、広島県福山市 鞆の浦 へ行った。
生憎の雨模様で、評判の美しい町並みは見ず終い。

ホテル鴎風亭 で会席料理をいただいた。
「フードコート」を見てね。


気を取り直して、岡山県倉敷市へ移動。
美観地区を散策。










 
気が付いたら、川しか撮ってない!

2013年10月20日日曜日

脇役が好き♪

昔、1980年に国営放送で「風神の門」と言う時代劇をしていました。
原作は司馬遼太郎さんの同名小説。
でもテレビドラマ用にかなり内容に変更がありました。
一番の変更が、脇役で登場する徳川方の忍者、獅子王院。
原作では数ページの登場で、凄腕なのに主人公の霧隠才蔵に両足首を切られ、逆立ちして走って逃げ去る。
無理やろ、そんなこと・・・

ドラマでは、この数ページしか出てこないオッサンが、初回から最終回まで主人公のライバルとしてレギュラー出演。
俳優の磯部勉さんが、ただでさえ強面のお顔を青白いメーキャップで気持ち悪く演出して登場。
冷酷非道で仲間さえ用済みになればどんどん切り捨ててしまう、恐いお人。
ところが、この氷の様な忍者が、戦略の為に誘拐した公家の御姫様に恋をしてしまうのが、ドラマなんですね。
御姫様は、今では白い犬と結婚してアフリカ系アメリカ人の息子と日本人の娘がいる樋口可南子さん。
大納言家の深窓の御姫様なので、超が付く天然。

でも、この異色カップルが、私にはすっごく気になったのであります。

まず、初登場のシーンで、原作では、厠に行くのが面倒臭いので庭先で用を足しているところに霧隠才蔵が現れる。
男性に見られても平気なのが公家の娘、武家とは違う、と才蔵が感心してしまうのです。
そんな純真無垢の姫を誘拐した獅子王院、彼女に接するうちに氷の様な心が氷解していく・・・

なんか、どこかで聞いた様な話だ。
「犬夜叉」の殺生丸とりんみたいな関係じゃないですか。

しかも、獅子王院、優しいのはこの青姫に対してだけ、多岐川裕美さん演じる豊臣方のお嬢様には容赦しません。
多岐川さん、樋口さんに負けたね(笑

特定の一人の女性にだけ優しい、正に殺生丸と同じ。
もて男の才蔵には、獅子王院の心はわからないだろうし、獅子王院もわかって欲しくないだろう。

 だもんで、検索してみたら、このドラマを見た世代の女性に、獅子王院、人気があることが判明しました。
しかも、恋が成就せず、しかも雇主に裏切られて捨てられてしまうのも、ファンには胸キュンだったみたいで・・・

あの顔で、あの身分で、大納言家の姫と結ばれるはずないやろ・・・
でも、そこがドラマの魅力なのですね。

青姫は、才蔵が好きと言いながら、獅子王院もお気に入り。
なにしろ、天然ですから、
「獅子!」と呼べば、「はっ!」と現れてひれ伏す忍者が心の支えになってしまう。
(あんた、誘拐されたんだろ?)
獅子王院も姫の天然ぶりに振り回されながら、彼女にどんどん惹かれていく。
だけど、彼にはわかってました。
身分の低い男と一緒に逃げても、姫は幸せになれないってことを。

最終回、公武の和解の為に江戸へ送られる姫をひれ伏して送る獅子王院に、姫が気が付いて、「花を摘んで」と要望。
獅子王院、顔を上げずにお花を摘んで差し上げます。
青姫は「立派な武士になれますように」と獅子王院に囁くけど、その時はもう徳川に裏切られた獅子王院に未来はないのでありました。

ファンはうるうる・・・

小野みゆきのくのいちと旅に出る才蔵を木陰から見送った獅子王院は、どこへ行っちまったんだろうね?

どーでも良いけど(笑

二次小説を発見しました。
山の様にある犬夜叉の二次小説と違って一つだけだったのですが、
「その後の獅子王院と青姫」
なのですよ!

才蔵がとっても良い漢なのは原作もドラマも同じ。
その才蔵、獅子王院のこと、実はそんなに憎んでいないのです。
敵だけど、仲間いっぱい殺されたけど、それは忍者だから仕方が無い。
で、二次小説では、才蔵は青姫が気の毒で、獅子王院に力を貸して姫を奪還するのです。
徳川から・・・
そして獅子王院と青姫を駆け落ちさせる。
忍者と公家の姫、駆け落ちしてどーするよ? なのですが・・・

獅子王院と青姫は花屋さんになるのです。
強面で人使いが荒い亭主獅子王院は、しかし人の心を操るのは巧い。
だから従業員を巧く使って商売繁盛。
見事に妻青姫を養いましたとさ・・・
 

2013年10月16日水曜日

サントリーさん、ありがとう!

懸賞と言うか、プレゼントキャンペーンに応募したら、当たった!

もれなく全員・・・だからね(笑

キリンの時はトヨエツだったけど、こっちは永チャン。


ピッカピカ!


2013年10月14日月曜日

食っちゃえ! 丹波  柏原編

篠山を出て、丹波市へ入る。
トンネルを抜けるとそこは柏原だった。

なにげなく立ち寄ったのだが(ここにもお気に入りのお店があるので)、柏原でもお祭りをしていた。
それも・・・

何故か甲冑姿の大人や子供がうろうろ・・・長刀を持った女性がすたすた・・・

戦でも始まるのか?(笑

柏原藩陣屋の前を通ると、「織田祭り」「うまいもん祭り」とか書いた看板があった。
ここもイベントの日らしい。
役場らしいところに車を置いて、八幡神社の方向へ歩いて行くと、神社の駐車場が「うまいもん祭り」の会場になっていた。
なにやら長蛇の列があると思ったら、JAが無料で配る新米のおにぎり目当ての人々だった。
ただの白いおにぎりにそんなに並ぶか?(笑

いろんな食べ物のブースが並んで美味しそうだが、カレーを食べた後なので12時になってもあまり空腹ではない。
しかし、cats君が商工会婦人部のぜんざいの店を見つけて「食べたい」と言うので、私もお赤飯を買って二人で二回目の昼食を・・・



 篠山ほどの混雑ではないにしろ、観光客はいつもより多く、観光案内所の横に生えている柏原のシンボル 大ケヤキの周囲にはいつも人だかり。
木の根橋を珍しそうに見ている。

そのうちに、柏原藩陣屋を出発した織田祭りの武者行列がやって来る。
太鼓の音に合わせて毛槍や長持ちを担いだ奴がリズミカルにパフォーマンスを見せる。





 毛槍を投げ渡す瞬間。

 柏原藩初代藩主 織田信包公 は くのいち をお供に・・・
信包公は、織田信長公の実弟である。
善政を及いたとかで、柏原の人々に慕われたそうだ。
家来に厳しかった兄上様も領民には優しかったと伝えられているので、領地支配を巧くやる秘訣は領民の心をゲットすることだと知っていたのだろう。

 何故か柏原には住まなかった お市の方と浅井3姉妹。
彼女たちは浅井家滅亡の後、信包の保護を受けていたので、信包公縁の人間としてお祭りに登場するのだろう。

 姫君の後ろに続くのは、ガキンチョたちの武者集団。

 甲冑を着ているのは大人。
白人も嬉しそうに兜を被って歩いていた。

 これは江戸時代の上級武士?
見たところ、町内会の代表たちみたいな雰囲気だ。


織田家らしく、鉄砲隊が歩く。


鉄砲の後ろは槍の足軽?


織田信長公を祀った織田神社。
普段は静かだが、今日は参拝者が絶えない様だ。

あ・・・藤稔を買い忘れた・・・

食っちゃえ! 丹波  篠山編

3連休の最終日、朝から日本晴れ!
黒豆を買いに、篠山へ出かけた。
篠山市はこの連休の間「味まつり」なるものを開催していて、大阪や奈良方面からもの凄い数の観光客が押し寄せる。
この祭りの間、若狭・舞鶴自動車道の西紀ICや丹南・篠山口IC辺りは大渋滞するので悲惨である。

だから我々は高速を使わない! 使わなくても行けるし・・・

市街地からかなり離れた場所から既に駐車場の看板が見える。
無料シャトルバスがあるらしいが、流石に連休最終日ともなるとそこまでは来ないようで、市街地と違ってこちらは閑散としていた。

最初に「黒豆の館」へ行き、そこで黒豆を購入、地方発送の手続きをした。
店の人曰く、「あまりの人気で品切れになり、今発送申し込みしていただいたら20日頃には収穫出来るものを送れます。」とのこと。
「黒豆の館」は篠山市の施設なので、商品の品質は確か。期待してお任せする。

篠山市街地に入ると早速「車輌通行止め」の看板が県道に出ている。
細い横道に入ると、そこは栗餅で有名な「あくさや」の前の通りで、まだ午前10時だと言うのに「あくさや」に大勢の客が入っている。

これはやばいではないか・・・

近くに空いた駐車場があったので止める。
舗装していないが乾いているので我慢。
路地を抜ければ賑やかな場所に行けると誘導係さんが教えてくれたので工場脇の細道を通ってお城の前へ。

  紅葉にはまだほど遠く、晴天が続いたのでお濠の水も少ない。
お城の駐車場は大混雑しているようで、そこから人々が湧き出てくる。
普段利用する市営駐車場はお祭り会場になっていて、テント張りの食べ物のブースになっている。

ゆるキャラを発見!
「まるいの」君と言うらしい。丸い猪だ。
子供に大人気で、会場から会場へ歩き回っていた。
内臓の人は暑いやろなぁ・・・

3箇所目の会場で篠山牛と黒豆のカレーを食べた。
10時半の昼食だが、美味しかった。
 
和菓子の清明堂に珍しく行列が出来ていた。
安政年間創業の老舗だが、普段は静かな佇まいのお店。
「栗おはぎ」の幟で客が引き寄せられたのだろう。

 ちなみに、写真の右隣は松茸料理などの和食のお店「懐」さん。
左は丹波焼きなどの陶器のお店。

栗おはぎを2種類2箇ずつ購入。

栗おはぎを買うのだったら、やっぱり「あくさや」の栗餅も欲しい。
と言う分けで駐車場に戻る道を歩く。
  
黒豆パンで名高い「小西」の前まで行くと客がいない。
それもそのはずで、小西の黒豆パンは午前10時には既に完売で閉店していた・・・

  
「あくさや」の前に行くと、栗餅の姿がショーケースにない。
売り切れたか? と危惧したが、店内に入ると奥さんが丁度栗餅を包む準備をしていたので、4箇購入。
その時、cats君が珍しいお菓子の存在に気が付いた。
「この黒いの、何ですか?」
奥さん、にっこりして、
「黒豆の餡でお餅を包んだお菓子です。お祭りの時しか作らないんですよ。」
「え? では、今しかないの?」
「はい。黒豆の中の実だけで作るので珍しいんです。」

で・・・これも購入。



 
  上の2種類が清明堂の「栗おはぎ」
中身が栗だけのと、餅が入っているもの。

味は栗の実そのもの。

下は「あくさや」の栗餅と黒豆餅。
栗は渋皮まで入っていて、ほのかな苦みもある大人の味。
これは・・・止められない。
黒豆も枝豆の味がするが、お正月の黒豆の風味。
どちらもお砂糖は使っていない。
素材のみの味。

篠山は、栗、黒豆、松茸、山芋、篠山牛、猪、鹿 他にも山の幸がいっぱいで10月いっぱいは賑わいで華やいだ街になる。