2007年6月30日土曜日

いわやでお食事




丹波の篠山にある「いわや」と言うお店でお昼ご飯を食べてきました。

家人が突然「お昼ご飯を食べに行くぞ」
慌てて支度。家人の車で出かけました。
家を出る時は、「実は当てがない」と言ってましたが、そのまままっすぐ丹波市へ。
お寿司屋を探しているようにも見えましたが、町中を走り回り、やがて西脇市との境近くまで南下して、そこから西へ。円応教と言う宗教団体の本部を通り抜け(道の両側に施設がある)、どんどん山の方へ。

車一台がやっと抜けられる細い道を走り、「丹波竜発見地」の横を通りました。
発掘現場は川底で、道路からは見えません。荒らされるのを警戒して、見学者の駐車場は少し離れた場所に設置されています。現場まではそこから少し歩きます。
私たちは素通りして、さらに山道へ。

くねくねのヘアピンカーブを何度もクリアし、見通しの全然効かない道路を走って(それでも結構対向車あり)峠を越えて三田方面に通じる道路に出ました。
若狭舞鶴道のインター下の三田屋(このあたりでは最高にお値段の張る三田牛のレストラン)に入ろうか、などと冗談(多分ね)を言い、でも満車だったので、素通り。
そのあたりで、既に方向音痴の私は混乱。西に向かっているのだとばかり思っていたら、標識が「亀岡」を指していました。亀岡は京都府。兵庫県の東です。
ある交差点で止まった時、

私「北はあっち?」
家人「うん。それから、こっちも北や。むこうも北や。」

見ると、「北」と言う名前の交差点でした。

それからまた田園風景の中を走り、川岸に放牧されている但馬牛などを見ながら、再び山の中へ。
「いわや」と言う看板を見たな、と思ったら、ものすごく細い道に入って、いつか来た山奥のレストランだと気づきました。

ここは、全部板張りの客席のお店です。
「予約していないけど、食事出来ますか?」と家人が尋ねたら、二人だけだったせいもあって、「どうぞ」と入れてくれました。

店内にはいくつか囲炉裏が切ってあり、一つだけの囲炉裏は4人用(正方形なので)、二つ、三つなどがあります。



私がお手洗い(水洗です)に行っている間に家人がバーベキューを注文。
ウェイトレスは腰が曲がったおばちゃんです。そのおばちゃんが板の間をちょこちょこ歩いて食材や飲み物を一人で運んでいます。焼くのは客なので、おばちゃんは運ぶだけです。
オーダーもそんなにメニューの種類ないし、季節限定で今はないのもあるし、客席が少なく、一通り焼いてしまうまで追加注文もないので、おばちゃん一人で十分なのでしょう。


天井がとても高いです。

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