2009年9月10日木曜日

パート2は駄目よ

映画やドラマのパート2と言うのは、いつもつまらない。
第一作目の感動が薄れてしまうし、ストーリー展開に無理があるものが多い。

例えば、TVの「エアウルフ」。1はアーネスト・ヴォーグナインと言う名優を迎え、ジャン・マイケル・ヴィンセントの危ない若さが魅力的だった。しかし、2では、冒頭でいきなりこの二人を死なせてしまう。ヴォーグナインは顔すら見せないうちに爆破されてしまうのだ。
多分、ギャラが折り合わなかったのだろう。出演を拒否されて、やむなく死んだと言う設定にしたのだ。その後は全く関係ない人々が1とは違う方向で活躍するが、1の様なスリリングな面白さは失われていた。俳優が一生懸命やっていたので、気の毒だった。

作品の構想段階で、長期戦を考えて設定された話は面白い。SWシリーズなどは、よく考えられている。しかし、第一作目の、あの世界に与えた衝撃と感動はその後は生まれなかった。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」は三部作で構想されたそうだが、これも一作目が一番面白い。二作目は三作目へのつなぎの感じがして、つまらない。
長期戦の作品は、俳優をちゃんと押さえておくべきである。スケジュールの都合や出演料のもめ事で俳優が下りてしまうのは、一番悔しい。
それにしても、最近の映画・ドラマの、リメイクと続編の乱立はなんとかならんものか?といつも歯がゆい。

やっぱり脚本家の技量だな・・・

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