2010年7月23日金曜日

こんどは但馬にはまりそう

丹波が好きで毎週末に通ってました。
播磨も良いなぁと思い直して、寺院巡りも始めました。
淡路島は素敵な南国です。
摂津は都会やし!

でも何か忘れてやしませんか、兵庫県って、5つの国から出来てるんでっせ・・・

と言う訳で、先月あたりから但馬へぼつぼつと出没していました。
いや、若い頃はスキーに没頭していたんで、冬は毎週末但馬に通っていたんですが、それは国道9号線とゲレンデだけの世界でした。
温泉も良いですが、近すぎて宿泊はなんだかなぁ・・・でいつの間にか但馬とは牛しか繋がりがなくなって・・・

海の日に、相方が言いました。「どっか行く?」
どこでも良かったんだけど、但馬がいいな、と思って、でも相方は「目的無しにぶらっと」お出かけが苦手。男性って、目的を持って行動する方が得意なんだそうな。
だから無理矢理目的を作ります。

「香住でお魚食べて、大乗寺で円山応挙を見る」

で、10時頃に家を出て、播但自動車道で、まず但馬と播磨のハーフみたいな朝来に到着。






朝来にも写真撮りたいところがあるんですが、今回は香住まで行くというので、パス。

で、山越えをして大屋に入ります。大屋は兵庫のど真ん中辺。山村と農村しかありません。
お店・・・今回は二軒ほどしか見なかったなぁ・・・





やたらとクロネコの旗は立ってました。
きっと外部との繋がりは、クロネコがするのね。

そしてまた山を越えます。スキーで通っていた頃は、町毎に山越えで、峠が険しくて自動車でも大変でしたが、最近は兵庫県がやたらとトンネル掘りまくってくれるので、便利になりました。

関宮です。





写真には山しかありませんが、大屋と比べると「都会」で、国道沿いにお店が並んでいます。
日本海側の町や鳥取・島根からの車がここを通るからです。
でも、鳥取と佐用の間に高速道路が開通したので、9号線は寂れるかも知れません。
今でも潰れたドライブインが目につきます。

で、次に今回のドライブで一番の高所、関宮ループ橋を上ります。但馬トンネルがあるのですが、そのトンネルの入り口がとんでもなく高い位置にあるので、そこまで上らなければなりません。でも、山が急峻なので、普通の坂道では上れない。だから、橋がグルンっと螺旋形になっています。こんな山の上によくこんなもの造ったな、って感心します。
ループ橋を上って、また坂道を上って但馬トンネルをくぐると、同じ但馬なのですが、ちょっと雰囲気が変わります






まだ山が続いていますが、日本海の気配が感じられます。播磨人の私は、異国を感じるのです。

以前、新聞にある人がエッセイを書いていました。知識人に月交代で書いてもらっているエッセイで、素人ではありません、勿論。
その人は但馬生まれでした。但馬の冬は暗く厳しい雪の世界です。但馬の人にとって、生野峠の向こうの播磨、山陽道は明るい別世界なんだそうです。山陽は憧れで、遠い夢の世界の様に思われたそうです。
その人が長じて世界中を旅するようになりました。ヨーロッパに行って、ドイツからアルプスのトンネルをくぐってイタリアに出た瞬間、彼は地中海の陽光に包まれました。
彼は思わず呟いたそうです。
「但馬から瀬戸内へ出たみたいや・・・」

「国」

面白いです。日本は一つであって、一つじゃないってことを感じます。

最後に、私たちは結局香住には行けませんでした。湯村温泉でお昼になったので、スキー時代からずっと憧れていた高級温泉旅館「井づつや」のランチを食べてしまったので。





一番安いメニューの「お蕎麦御前」で2100円。お昼御飯の為にフロントで住所・氏名・電話番号を書いたのは初めてでした。
しかも、お料理を選ぶのもフロント、フロントからレストランに指令が行き、お座敷の準備が整うまでロビーで待機。
なんちゅう昼御飯。
個室で食べた後は、温泉に入って帰りました。

帰りに寄り道したんだけどね・・・

2010年7月18日日曜日

梅雨が終わったわ!

The Rainy season ended !

梅雨が終わればいきなり灼熱の夏。
夏の風景は海だけじゃない。

Suddenly scorching summer here after the rainy season.
Not only the sea summer scenery is.

蜻蛉。 ここの蜻蛉は羽根が黒い。

A dragonfly. Dragonflies here have black wings.



福知山のイタリアンレストランは、夏限定の冷製パスタを出す。

An Italian restaurant serves cold pasta limited only during summertime.



木イチゴの水饅頭。 上道製菓

Jelly manju of raspberry by Jodo-seika.



夏草や 兵どもが 夢の跡

Green grass in the summer
Reminds me of the warriors' dreams



竹田城

Takeda Castle ruins.

2010年7月12日月曜日

お花

浄土寺の紫陽花

Hydrangea








浄土寺の睡蓮

Waterlilies at Jodo-ji temple










岡のお寺さんの前の蓮池で

Lotus



道ばたで

2010年7月11日日曜日

黒田庄で見つけた宝物

Treasure found out in Kurodasho

運転中に、丘の上にお堂があるのを見つけた。

In my driving in Kurodasho town I found out an old O-dou on a hill.
O-dou looks like a hut which has a stage and a closet. In the "closet" there is an altar and they put Buddha statue or Jizo statue or sometimes a god statue.
On a "stage" you can sit down there and take a rest. It is free. As far as you don't insult Buddha or gods you can use that place free.

農村には、この様なお堂が無数に見られる。

O-dou is seen anywhere in Japan, many of them are still used in countrysides.

このお堂は「観音堂」と呼ばれている、と地元の方が教えてくれた。
(編集)当初「まんじ堂」と表記しましたが、コメントを戴いた方から、これは「観音堂です」とご指摘がありました。
ネットで見ると両方の呼び方がある様ですが、「観音堂」の方が信頼出来る呼び方だと思います。

A local man told me that this O-dou is called Kan-non-dou. Manji 卍 has been used as Buddhist temple marker in a map in Japan and there is no relationship with Nazism.
The Manji sign came from the middle Asia before the Christ.

東側から見た観音堂

Kan-non-dou from the east side of the hill





西側から見た観音堂

Kan-non-dou from the road of west side of the hill




地元の人が「秋にまたおいでください、モミジが色づいて、もっと綺麗ですよ」と言っていた。

The local man told me to go back again in the fall when Japanese maple tree will have colored leaves and to see more beautiful scenery of Kan-non-dou.