2011年10月30日日曜日

秋の丹波探検 2

達身寺は氷上の奥地にある。
ドイツ人のペンションがある区域だ。
ずっと走って行くと、「コスモス園」の幟がいっぱい。
川向こうにコスモスがいっぱい見えたので、そこかと思ったら違っていて、幟は分かれ道の反対方向へ続いている。
達身寺の方角なので、そのまま走って行く。
幟の列のゴール地点が、清住と言う集落で、そこに達身寺もあった。
達身寺は拝観料がいるらしい。
どうも宝物殿を二つか三つ持っていて、文化財指定の仏像など、いっぱいお宝がありそうだ。
仏像に興味はないし、一人で見てもつまらないので、お寺は本堂だけ見て、コスモス園へ。
Tasshinji the Buddhist Temple
駐車場はお寺前に広い整備された駐車場があって、ベンチやトイレも完備。
丹波市の観光コースに組み込まれている訳だ。
コスモス園は、とくに「園」があるわけではなかった。
集落全体が、休耕田や空き地にコスモスを生やして、花畑になっていたのだ。
でもコスモスは既に盛りを過ぎて、ちょっと寂しい。
それでも早朝なのに写真撮影している観光客もいて、それなりに人気はある。
Kiyosumi is a calm and peaceful village and they planted cosmos flowers here and there in their community.


田圃の中に黄色い花の群生があったので、近づいたら、そばの民家の庭先で作業している男性と目が合ったので、おはようございます と声をかけたら、「おはようございます。」と笑顔で挨拶が返って来た。
あの黄色い花は何ですか、と尋ねたら、
「あれもコスモスです、今年は変わり種をやってやろうと蒔いたんですが、失敗して咲かなくてね。わやや。 あれだけ咲いてるんで、田圃に入ってもらって良いですから、見てやってください。可愛い花ですから。」
と。
見ると、男性の庭先には湧水があって、勢いよく水が湧き出ている。
小さな池が出来て、水草が生え、小さな水車もゴトゴトと勢いよく廻っていた。
男性は野菜か何かをその水で洗っているのだった。
ちょっと羨ましい。
黄色いコスモスは、赤やピンクに比べると地味だが、上品で可愛らしい。
清住の里は、草刈りもきちんとされていて、住人が観光客を迎え入れる準備をいつもしていることを伺わせられる。
努力されているんだろうな。
お店はないんだけど・・・こう言う場所が好きな人には堪らないだろう。
私も好きさ!


私はこう言う場所に行くと、必ず出会った住人には挨拶することを心がけている。
観光地として生業をしている訳ではなく、自分たちの生活空間をオープンにして訪問者に安らぎを分けてくれているのだから、地元民には敬意を払うべきだと思う。
ちゃんと公の場と私的空間を分けているから、個人の庭に入ってはいけない。
清住では、田圃の間の道に、チョークで矢印が書いてある場所があり、そこは観光客が通っても良いのだな、と思ったので、それに従って歩いた。



来年は満開の時に来てみたい。
ところで、初回の最初の遠景写真は、この清住から撮影したもの。霧が晴れてきた。





秋の丹波探検


Let's go on a Driving in Tanba !!

cats君が社内旅行で出かけて、一人なので、丹波へドライブに行った。
二人だと行かない場所とかに行ってみる。(彼は歩き回るのが好きでない)

まず、伊尼神社。 
さて、何と読む?
「いちじんじゃ」だからね。
丹波国一宮 と言う意味らしい。

丹波は霧に包まれた朝を迎えたので、神社も鳥居から見ると霞んでいる。
Ichi Shrine in Hikami
背後は山で、集落から奥まったところに鎮座。
社殿は、唐波風で、質実剛健な建築。彫刻はほとんどなくて、質素。
でも威風堂々とした造り。
何故か入り口に鐘楼がある・・・?

ここでは、二人のお婆さんに出会った。
一人は隣のお寺の境内を掃除している人で、お寺ではなく神社に来たとわかったら、ちょっとムッとした様子(苦笑)
広大なお寺の駐車場を使っても良いと言ってくれたけど、神社の前のスペースに駐車。(車二台分の駐車場みたいな場所がある)
もう一人は、手押し車のお婆さんで、出てきた私を見て、「良う良うお参り」と言って、何故か小銭入れを出してきた。
どうも認知症の感じがしたので、会釈だけして、スルー。
散歩が日課なのだろう。

霧が深いが、伊尼神社の楓を見て、紅葉はまだ遙かに先だと思ったので、当初目的地と決めていた二宮神社は後回しにして、達身寺へ行ってみることにする。


2011年10月23日日曜日

誕生日カード

私と同じ、今日 誕生日の人へ





公式サイトから送られて来たカード。
歳なので、ファンクラブに入っていることも忘れる(爆笑

2011年10月22日土曜日

舞鶴でホルモン焼きうどん

今日は、cats君の車のオイル交換で福知山へ。
オイル交換は無事済んだが、担当してくれていた営業さんが、今月いっぱいで退職されるとかで、ちょっと哀しいお知らせを聞く。

気を取り直して・・・

舞鶴まで走って、お昼御飯。
ホルモン焼きうどんで有名な「八島丹山」(やしまにやま)で。
詳細は、フードコート  にて(笑

お店は舞鶴本店。住宅地にあって、有名店とは思えない佇まい。

 でも、お店の人は愛想が良いので、ご安心を。

ホルモン焼きうどんでお腹がいっぱいになったら、ちょっと天橋立方面へ。
天橋立は見ないで、宮津へ行って、St.John's Bear と言うカフェに入る。
このお店の「売り」はこれだ!!
庭から内海と天橋立が見える。左手の松林の列が、天橋立。
海では遊覧船(対岸との渡し船)が行き来し、餌をねだって鴎が追いかける。
カフェでは、食事も出来るが、お腹がいっぱいなので、お茶だけ。
キャラメルソースのウィンナティー。 コーヒーではない。




そんなに面白いこともないし、お天気が悪いので、帰ることにする。
途中の道ばたで、綺麗な銀杏並木。 色づいていたらなぁ・・・
与謝野の道の駅「かや」で休憩して、SLを見に行ったら雨が降り出したので、早々に切り上げる。




鉄人28号みたいだけど、「福」って名前らしい・・・

再び福知山に立ち寄って、パン屋さんでお買い物をして、今日のドライブはお終い。



2011年10月18日火曜日

蕎麦ツー 4 夜の祭礼

英国趣味のカフェで今回のツーリングは解散。
北摂を走って、丹波へ戻り、篠山で夕食を取ることにする。
篠山の街まで来ると、通行止め・・・ん?

お祭りだ!

一旦スルーして、懐さん で松茸御飯の夕食。
満足して、春日神社へ。
出店は、都会のお祭りより少ないが、それでもやっぱりお祭りの雰囲気がある。
子供たちもお祭りの夜は遅くまで遊んで良いみたいな・・・



珍しいトルコ人のテキ屋さんを発見!
カバブとトルコアイスクリームを売っている。
びよ〜〜んって伸びる、あのアイスね。
トルコ人のおじさんは、関西弁で上手に喋りはる。
アイスを渡す時、わざと手を滑らしたふりして、アイスを逆さまにして見せて、
「ほら、落ちないトルコアイス!」
と客をからかうのもすっかり様になって。
「写真を撮ってもいいですか?」と聞いたら、
「どうぞ、お嬢さん」だって(爆笑
お世辞もしっかり言えるし。
ちなみに、トルコアイスクリームは練乳の味がした。

神社の中はちょっと幽玄の世界。

だけど、トルコ人のテキ屋さんもいる・・・
通りに戻ると、太鼓がやって来るところだった。
丹波は播磨の様な蒲団太鼓ではなく、普通の太鼓(?)

 町内毎に法被の色が違う。

古き伝統を守る街、篠山

でも、
トルコ人もいる・・・(このおじさん、たしかテレビで紹介されてたよね?)




2011年10月17日月曜日

蕎麦ツー 3 趣味人のカフェ

KENさんが行きたかったカフェ、PONTOAK は英国風に統一された趣味のお店。
お庭には、アンティークな道具がごろごろ・・・
出店も、アンティークなレースやステンドグランスや、紅茶やら売ってる。
土色に濁った池の中にある島では、ウサギが跳びはね、別の池では合鴨が泳いでいる。

客がやたらと多くて、かなり待たされた。
まぁ、スコーンも紅茶も美味しかったから、許してあげよう(笑

多分、お蕎麦屋さん同様、ここもテレビで紹介されたと思う。見た記憶がかすかにある。



イギリスの田舎になりきっているカフェ。
出店の人が言うことには、予約を入れてくる人もいるとか。
カフェに予約ねぇ・・・
まぁ、兵庫県から亀岡まで、わざわざ予約入れて来ることはないなぁ。
でも、嫌いじゃないよ、この雰囲気は。



ウサギは拡大したら、ぼやけてしまった・・・

日没まであとわずか・・・




そうそう、ここでgakuさん登場。
実は蕎麦アレルギーなんだって・・・
ツー隊長が、そんな泣き所を持っていたなんて・・・

蕎麦ツー 2 酷道477の恐怖

お蕎麦の次はお茶にしようと、KENさんが言うので、みんなで丹波路を走る。
KENさんのミニクーパーを先頭に、TAKAさんのベンツ、タッカンさんのBMW、我が家のゴルフ。
ミニクーパーは軽ではないが、軽自動車並に小さい。
だから・・・

こんな道も通れてしまう。

この時点では、全員が快調。
対向車も、カーブで道路が膨らんでいるところで離合出来た。
この時点では良かった。
この時点では・・・

しかし!

こうなってくると・・・





これは苦しい。二輪ともすれ違えない。
BMWでこんなだから、その前にいるベンツ様は・・・

あ・・・クラウンが前から来た・・・

ミニクーパーは辛うじて離合出来た。
辛うじて・・・ミニが・・・
ベンツは

駄目じゃん!!

光線の具合でわかり辛いが、このBMWの向こうは完全にふさがっている。

ベンツとクラウンがにらみ合っているのだ。
ベンツはバック出来ない。
BMWがいるし、その後ろに私たち、そしてその後ろに既に2台・・・
ミニから下りたKENさん、必死で解決索をひねり出す。
自分が先導して、クラウンをバックでついて来させる。
クラウンが動かないのは、クラウンの後ろから来るかも知れない車が恐いからだろう。
だから、ミニがクラウンの安全を確保してあげる訳。
クラウンが動き出すと、ベンツが前進し、私たちも前進した。
やっと全員がクラウンに感謝の会釈をして離合出来たのは、カーブを3つか4つ行った所だった。
クラウンは左側ドロドロ・・・
崖に精一杯寄せていたからね。

その後、「仮免許 練習中」の若者が運転する車が現れた時には、みんな目を疑ったが・・・