雪の中、八瀬方向へ車を走らせます。洛北は洛中と違って完璧に吹雪状態。積雪も、それなりにありました。一両編成の叡山電鉄と並んで走り(一両だけでも電車の方が速いんですが)、八瀬離宮(皇族の家ではなく、貧乏人にはご縁がない会員制リゾートホテル)を横目に見ながら、大原の里へ。
国道沿いに三千院参拝客用駐車場がいくつかありますが、無視して狭い道を登り、広い駐車場に駐めました。一台500円払って、歩行者のいない参道を歩いて登って行くと、奥にも駐車場があり、400円・・・「損した気分」「いやいや、観光旅行は歩かなあきませんよ」とかワイワイ言いながら5人で三千院に到着です。
ここまで来ると土産物屋が並び、結構観光客も多いです。(みんな奥に駐めてるんだ・・・)
お寺の入り口で、「三千院門跡」と書いてあるのを見て、大阪人が「門跡? 遺跡でも出たんですかね?」「いいえ、皇族関係とかが住職してたお寺のことですよ」
拝観料は700円。あと、中にお賽銭入れが多数ありますが、こちらは自由ですから(笑
有名な角大師の掛け軸や、仏像(巨大な国宝の仏像が無造作(?)に外のお堂にあります。巨大過ぎて盗めないのでしょう。)や、皇族出身の住職がいた「玉座」(俗世を棄てられない証拠)をほぼ素通り同然に見ます。(大阪も奈良もお寺は多いので、みなさん興味ないのです。)
みんなで雪の庭園の写真撮影に没頭しました。お寺の庭の雪景色は本当に美しいです。真っ白な中に一輪赤い椿が咲いていたり、小さなお地蔵さんが雪を被って合掌していたり、池の水面に雪が積もっていたり(氷ではありません)。
気がついたら雪でコートがべとべと。土産物屋さんが熱い梅昆布茶を試飲をやっていて、そこで熱いお茶をいただき、買わずに帰りました。(笑
予定では、この後柴漬けの名店でお土産購入だったのですが、雪が激しいので、「もう漬け物はいいか」となり、お茶を飲みに洛中へ戻りました。
晴れていました・・・
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