2013年11月3日日曜日

3話 1/5「影の群像」

才蔵獅子王院からの落とし文に書かれた黒谷光明寺へ行く。

黒谷 光明寺 は くろ谷金戒光明寺 がモデルか?
ロケの三門は南禅寺にも見えるけど・・・気のせいか?

庭で掃除をしていた男にいきなり切りつけられ、倒す。
そこへ、総髪の僧侶が登場。
才蔵、話も聞かずに、男の葬式を依頼。
「俺は金を出さんぞ。」
たまには無料で葬式を挙げてやれ、となんだか今でも言いそうなことを言う。

そこへ武士が一人現れる。
2話で獅子王院に偉そうにしていた徳永君だ。
才蔵に対しては、才蔵が「遅い!」と怒鳴ると、「すまん」と謝る。
それは、獅子王院に気の毒ではないかい?

あっさり徳川方の使いだと認めて、才蔵を黒屋敷に誘うが、断られる。

夜。
一人のくのいちが黒屋敷に潜入を試み、あっさり捕まる。
お国だ。

紫の衣装が素敵・・・忍者の服装は実際は紫や茶色だったらしい。
にしても、忍者姿の時のお国は前髪がカールしている。
何故だ?

牢の中でお国が子供時代の回想をする。
伏見城落城の時、母親を殺害される。
彼女が鳥居忠政の娘だと、忍者の会話でわかる。
彼女を救ったのは忍者である。



総髪のオジサン、徳川方の親玉。
そして、お国 に対して、とても優しい声で話しかける。
何者? と思ううちに、彼が「才蔵は菊亭大納言の娘青姫に懸想している」と言うと、お国がびっくりする。
「青姫にも?」

そう、お国ちゃん、男は複数の女性を追っかけるのよ・・・
 

閑話休題 2

政権争奪学校の運動会で

隠岐先生 「次は短距離走です。 我が紅組の走者は猿飛佐助ですね。 期待しています。」

お国ちゃん「でも先生、白組には、脚の速い獅子王院君や、奇抜なことをしかけてくる補欠の霧隠才蔵君がいます・・・」

隠岐先生 「確かに、あの二人は 侮れません。 何か良い策はありませんか、幸村先生?」

幸村先生 「うむ・・・そうですな・・・おお、丁度良い、あれがある! 穴山君!」

穴山小助 「はい、先生?」

幸村先生 「昨日作ったアレを持て。」

穴山小助 「はは!」


トラックのスタートラインに、選手の猿飛佐助、霧隠才蔵、三好青海、獅子王院 等が並んだ。
校長の菊亭晴季先生がスターターを構えた。

「位置について・・・よーい、ドン!」

瞬間、穴山小助が黄色い塊をどっさり猿飛佐助の足許に投げ入れた。

猿飛佐助 「わ!! 醍醐!!!!!」

ビュッ!

獅子王院 「はやっ!」

霧隠才蔵 「マジか!」

するとお国が憂い顔に・・・

お国ちゃん 「佐助君がコースを外れました・・・」

穴山小助 「先生、佐助君が、救護班の青子ちゃんの方へ・・・」

獅子王院 「猿飛佐助、許さぬ!」

霧隠才蔵 「待て、獅子王院! 話せばお互い茶を酌み交わす友となれようぞ!」




失礼しました・・・
 

2話 5/5

色街の室町で、才蔵お国は面会。
才蔵は遊女屋に女性が尋ねて来たのでバツが悪い(そりゃそうだ・・・)

お国は彼にどちらに聞くのかとしつこく尋ねる。
彼女にそんな権限があるのか、そんなに才蔵が気になるのか、と本放送を見た時はイラッときたが、今思えば、彼女の「立場」から才蔵の真意を知るのは重要だったのだろう。
才蔵は隠岐殿に惚れていると言い切って、お国に寂しい思いをさせる。

お国は才蔵に櫛を返そうとするが、返しそびれる。
あまりに才蔵が隠岐殿にこだわるので、隠岐殿のために買ったのかと勘ぐったのかも?
お国の嫉妬?

ふと才蔵がお国を見つめて言う。
「お国どのは綺麗な目をしている。でもどこか寂しげだなぁ!」

才蔵、何かをお国に感じ取っている。

才蔵に江戸方から渡りが来た。

2話 4/5

獅子王院が出てこないのでさっさと見る・・・って一瞬出て来たではないか(笑

真田幸村は堺の商人 堺屋利平衛の店でワインと醍醐でお話中。
堺屋は大阪方の商人。
そこへ佐助が才蔵のことを報告に現れる。
幸村が才蔵の評判を称え、「佐助と並ぶ・・・」と言うと佐助は憮然として「でも馬鹿は馬鹿でござる」

醍醐はどうしても受け付けない佐助であった・・・

幸村が京から堺までいつも同じ乞食が尾行してくると言う。

一瞬、街角に佇む獅子王院が映る。(真面目にお仕事中)

お国は分銅屋に才蔵を尋ねるが彼は留守。
櫛を直接渡したいと言うお国・・・かなり才蔵が気になっているみたいで・・・
すると菊千代孫八に「才蔵様は室町に・・・」
孫八、「なにぃ? あの方に室町に行かれる金などない!」

しかし、才蔵は室町で遊女相手にうなじの検分中。(何をやってるんだ?)
そこへお国ご来店・・・

2話 3/5

才蔵、青姫を騙る呼び出し状に応じて面会場所へ。
そこでお国と再会。
顔は覚えていても名前が出てこない・・・でもお国は彼に再会してちょっとだけ嬉しそう。

遂に隠岐殿と対面。
女性に興味があるだけ、と主張する才蔵に、隠岐殿の方はビジネス話・・・
そこへ佐助が黒装束でかっこよく登場。
才蔵とは以前一緒に働いたことがあるらしく、親しげに、しかしビジネスの話。
才蔵は孫八の傷の仇として、薬代を要求。
大阪方へ味方しろと言う隠岐殿と佐助に対し、才蔵はまったく載ってこない。
自分の腕が欲しければ獅子王院の雇い主より高値を、と挑発までする。
周囲に流されたくない反骨精神溢れる若者だ。(笑

去って行った才蔵、うっかり青姫の為に買ったらしい櫛を忘れて行き、お国が拾う。
何故才蔵がこんな物をいぶかしがるお国に、隠岐殿は「尋常でない考えの者」と言い切る。(笑
お国は櫛を懐に入れるが、これは別に猫ばばではないよ・・・

2話 2/5

大納言様は、才蔵の質問をはぐらかそうとするが、つい口が滑って八瀬の美女と知り合いだと才蔵に悟られてしまう。
お公家さんは面倒な武家の争いに関わりたくないのだが、権力を失っても朝廷・公家は当時の最高位の人々。政治にまったく無関係とはいられない。

青姫は相変わらず子供の様に振る舞っている。
才蔵がはずみで「惚れている」と言ったことを覚えていて、困らせる。
才蔵、「言ってしまった」と後悔する表情が可愛い。
でも彼も屈託ない姫が好きになっている。恋愛とはちょっと違うが。

孫八は八瀬で見かけた女乗り物が通るのを発見して尾行するも、護衛に付いていた猿飛佐助に気づかれてしまう。

二人のやりとりが一部カットされている印象がある。
もしかすると、現代の放送コードに引っかかる台詞があったのだろうか?

手を傷つけられた孫八は才蔵に悔しさをぶつける。
孫八の手当をしてあげる才蔵、とても優しい顔。(三浦さんは、他人を思いやる演技がとても上手だ。)
この老僕が好きでたまらないのだろう。
相手の人相を聞いて、猿飛佐助だと気が付く才蔵、なんだか嬉しそう。
佐助の実力を知っていて、その相手が出来ると言う喜びだ。

再び菊亭大納言家。
青姫が才蔵に「どこのお屋敷に住んでいるのか」と尋ねたらしく、才蔵が「わしにお屋敷なぞ・・・」と大笑い。
住まいは「この部屋の半分」と聞いて、姫が「青子の家の玄関ほどか・・・」
 そして、才蔵に「惚れている」と言う言葉の証明に櫛を所望。
この櫛、後にも登場するアイテム。

2013年11月2日土曜日

2話 1/5 「冬の暗流」

冒頭の霧隠才蔵獅子王院の闘いは、今ひとつ・・・
俳優ではなくて、撮影技術の問題でしょうね。
あるいは、低予算のせいか?
兎に角、獅子王院が何をしているのか、再見しないとわからなかった。
凄い忍者なんだから、もっとスピード感出してあげましょうよ、監督!

お互い早々に名を名乗る忍者・・・いいのか、それで?(苦笑

二人が闘っているのに取り巻いて見ているだけの連中・・・(後に才蔵が三河の武士だと言ってましたが。)

そう言えば、どの時代劇でも主役と敵役がタイマンで闘う時は、残りの人は取り巻きだけでしたね。 そうしろと教わってる?

外野が騒がしくなったので、獅子王院の方から仲間に引き上げを提案。
その時、彼が敬語を使うので、取り巻きの方が身分が上? と思う。
手下じゃなかったんだ・・・
怪しい連中が走り去った後で、塀から下りて来た獅子王院。
さっきまで斬り合った才蔵にさっさと背中を向けて歩み去ろうとする。
才蔵は、相手に個人的恨みなどないので、自分の売り込みにかかる。
獅子王院、面食らう? 「雇われたいのか?」って聞いてしまっている。
才蔵が「伊賀だな?」と言えば、「違う!」と何故かむきになって否定。

原作では、伊賀の忍者は武士並に剣術を使いこなしたとあったはず。
才蔵も獅子王院も、実はかなり剣の使い手。(ただし、なんちゃら流とか言う武士の剣術とは違う。)
どう言う戦法を使うかで、その忍者が属する集団がわかったらしいです・・・

いきなり友達になろうなんて言われて、獅子王院、またむきになって「次は殺す!」と捨て台詞を残して去って行く。
うむ、かなり屈折した青年だ・・・

才蔵は青姫を乗り物から救出、文字通り御姫様抱っこで運んで行く。
青姫、ずっと縛られたまま成り行きを耳をダンボにして聞いていたけど、目撃はしていなかったはず。
何故そんなことを書くかと言うと、後日、才蔵・獅子王院・青姫の三者懇談会(?)があった時 、姫が獅子王院を見て、「誰?」と尋ねると才蔵が「以前にも会っている」と言うのだが、この1話1/5を見る限り、青姫に直接手を下したのは覆面男たちで獅子王院は見張り又は護衛みたいな感じなの。

大納言に面会して姫救出の報告をする才蔵。
中継ぎの間(?)に入ったら顔が半分影に入っている。
カメラさん、主役の顔に影は駄目じゃない?
大納言は青姫が襲われた理由も、湯殿の美人の正体も知らぬ存ぜぬで押し通そうとする。

獅子王院は黒屋敷で武士徳永に報告。徳永は不首尾をチクチクと指摘して獅子王院をいびる。
この人は忍びが嫌い。理由は後で語られる。
獅子王院の雇い主が俊岳と言う名であることはわかる。
獅子王院は雇い主に信用されないことが悔しい。
それでも才蔵が売り込んできたことは、ちゃんと伝える。
良い人だ!

才蔵は孫八に、獅子王院に腕を売り込んだことを告げる。
孫八は気に入らないらしい。
分銅屋には抜け穴もある、と意味なく披露。