初詣に 柏原の 新井神社へ行こうと思って走っていた。
すると新井神社があると思われる山から煙が異様なほど大量にモクモクと立ち昇っていた。
まさか火事じゃないよね・・・と言いながら交差点を曲がって神社に向かって行くと、村人達が道に出て煙を見ながら立ち話。心配そうな表情。
なんかやばくない?
さらに進むと、神社への入り口付近に消防自動車が赤色灯を点滅させながら停まっているのが見えた。人が大勢集まっている・・・絶対やばいって、これ・・・
cats君も「やめとこ」と言うので、新井神社のお参りは中止して、山南町に向かって走った。
「どうする?」と訊かれて、ふと 山あそさんやたつおさんが訪問した小野尻の神社を思い出した。中井権次一統の彫刻があるのだ!
早速小野尻トンネル手前の集落へ、細い道をゆっくり走って行く。しかし、これは違うんじゃないか?と思う道をcats君が入ってしまい、どうも行き止まりになりそう・・・バックで戻って、途中でゴミ焼きをしていた男性に「このあたりに神社はありませんか?」と尋ねたら、親切に曲がる箇所の目印まで教えてくれた。 感謝です!
そして辿り着いた神社。
神社庁には「大年神社」で登録されているが、扁額は「大歳神社」
鳥居は丹波市の有形文化財指定の石造り鳥居。
宝永5年(1708)正月建立。
説明板曰く「高さ3.54m・柱の下部芯々2.70mの明神鳥居だが、島木の鼻は鉛直に截ってあり、笠木両端には反増をもち、その花上麺に縞を作る…造立以来殆ど損傷もなく建っている石造の貴重な鳥居である」
手水は井戸水なのか山水なのか、源泉掛け流し状態で冷たい。
薄暗かったので、ボケてます・・・
本殿彫刻も素晴らしかったが、暗くてどの写真もボケてしまっていたのでボツ!
唐獅子の目が素敵だったのになぁ・・・
資料では
「中井家6代<彫刻師3代目>中井権次(橘)正貞、拝殿は明治44年改修されておりその際のものか?、8代目(彫刻師5代目)中井権次(橘)正胤と中井家一統・大工棟梁は地元:小野尻村の白髪小市」
これは何でしょう? 石燈籠の傘の部分にも見えるけど・・・