幼児が車内に閉じ込められて2時間、通りすがりの白い車のドライバーが電話をかけて1時間たってから車屋が来ました。
工具入れを持って軽自動車から降りる車屋を見て、「こりゃ駄目だ」と私は思いました。
現在の性能の良い車のロックシステムを解除出来る道具を持っている様には見えなかったからです。
果たして、車屋はそれからさらに半時間、そこにいました。
車屋、白い車のドライバー、たまたまやって来た我が社の別の下請けY氏、そして再び所用で現れたM主査、4人の男たちが黒い車を叩いたり、ガリガリやったり、中の子供に声をかけたり・・・
この後の話は、後でMから聞いた内容です。
M「みんなでガリガリやったもんで、黒い車は傷だらけになりました。
それでもドアが開かなくて・・・」
私「その車屋はあかんかった(駄目だった)んやな。」
M「はい、開かんかったんです。」
M「そのうちに、車内に(母親の)ポーチがあって、お母さんが子供に、『チャック(ジッパー)開けて!』って声をかけたんです。
何回か呼びかけたら、子供がポーチのチャック開けて、そしたら、中にスペアキーが入ってて・・・お母さんが必死で子供に、『ボタン押して』って言ったら、子供が理解して、ロック解除したんです。」
私「子供が自分でドアを開けた訳やな?」
M「そう、そうなんです! 一番冷静に行動したのが、子供やったんですよ。」
私「車屋とか、外にいた大人はみんな役に立たへんかった・・・」
M「ええ、そうです!」
私「凄い夏休みの思い出やな。」
M「あの子供、トラウマになって暫く車乗られへんかったりしてね。」
私「一生覚えてるやろな。」
M「それにしても、黒い車、ボロボロになってしもうて・・・」
お母さん、高い授業料やったね(笑
工具入れを持って軽自動車から降りる車屋を見て、「こりゃ駄目だ」と私は思いました。
現在の性能の良い車のロックシステムを解除出来る道具を持っている様には見えなかったからです。
果たして、車屋はそれからさらに半時間、そこにいました。
車屋、白い車のドライバー、たまたまやって来た我が社の別の下請けY氏、そして再び所用で現れたM主査、4人の男たちが黒い車を叩いたり、ガリガリやったり、中の子供に声をかけたり・・・
この後の話は、後でMから聞いた内容です。
M「みんなでガリガリやったもんで、黒い車は傷だらけになりました。
それでもドアが開かなくて・・・」
私「その車屋はあかんかった(駄目だった)んやな。」
M「はい、開かんかったんです。」
M「そのうちに、車内に(母親の)ポーチがあって、お母さんが子供に、『チャック(ジッパー)開けて!』って声をかけたんです。
何回か呼びかけたら、子供がポーチのチャック開けて、そしたら、中にスペアキーが入ってて・・・お母さんが必死で子供に、『ボタン押して』って言ったら、子供が理解して、ロック解除したんです。」
私「子供が自分でドアを開けた訳やな?」
M「そう、そうなんです! 一番冷静に行動したのが、子供やったんですよ。」
私「車屋とか、外にいた大人はみんな役に立たへんかった・・・」
M「ええ、そうです!」
私「凄い夏休みの思い出やな。」
M「あの子供、トラウマになって暫く車乗られへんかったりしてね。」
私「一生覚えてるやろな。」
M「それにしても、黒い車、ボロボロになってしもうて・・・」
お母さん、高い授業料やったね(笑