2011年8月5日金曜日

「堤防事件」ーその時幼児は・・・ー

幼児が車内に閉じ込められて2時間、通りすがりの白い車のドライバーが電話をかけて1時間たってから車屋が来ました。
工具入れを持って軽自動車から降りる車屋を見て、「こりゃ駄目だ」と私は思いました。
現在の性能の良い車のロックシステムを解除出来る道具を持っている様には見えなかったからです。
果たして、車屋はそれからさらに半時間、そこにいました。
車屋、白い車のドライバー、たまたまやって来た我が社の別の下請けY氏、そして再び所用で現れたM主査、4人の男たちが黒い車を叩いたり、ガリガリやったり、中の子供に声をかけたり・・・

この後の話は、後でMから聞いた内容です。

M「みんなでガリガリやったもんで、黒い車は傷だらけになりました。
それでもドアが開かなくて・・・」

私「その車屋はあかんかった(駄目だった)んやな。」

M「はい、開かんかったんです。」

M「そのうちに、車内に(母親の)ポーチがあって、お母さんが子供に、『チャック(ジッパー)開けて!』って声をかけたんです。

何回か呼びかけたら、子供がポーチのチャック開けて、そしたら、中にスペアキーが入ってて・・・お母さんが必死で子供に、『ボタン押して』って言ったら、子供が理解して、ロック解除したんです。」

私「子供が自分でドアを開けた訳やな?」

M「そう、そうなんです! 一番冷静に行動したのが、子供やったんですよ。」

私「車屋とか、外にいた大人はみんな役に立たへんかった・・・」

M「ええ、そうです!」

私「凄い夏休みの思い出やな。」

M「あの子供、トラウマになって暫く車乗られへんかったりしてね。」

私「一生覚えてるやろな。」

M「それにしても、黒い車、ボロボロになってしもうて・・・」



お母さん、高い授業料やったね(笑 

「堤防事件」ーその時、母親は・・・ー

これは私の職場の近所で、今朝実際にあった出来事です。

事務所から何気なく外を見ると、川の堤防道路に一台の黒い乗用車と白い乗用車がお互いのリア(お尻です、お尻)を向け合って停まっていました。
さらにその向こうに、どう贔屓目に見ても綺麗とは言えない我が社のトラックがいます。
禿げたおっさんと黒いTシャツの若者、どう見ても我が社の最年長のM主査と最年少の営業課のM、の二人が、見知らぬ男性と三人で黒い車をのぞき込んだりしていました。

事故でも起こしたかな? と気になりましたが、歩いてそばまで行くには暑いので、事務所の入り口で眺めていました。

そのうち下請けでM主査の息子のM氏が通りかかって自分の車を駐めて何やら様子見。
みんなで黒い車の中を気にしています。

事故ではなさそうな・・・
死体でも入ってるのか?

半時間近くたって、やっと仕事中だと言うことを思い出したのか、M主査とMはトラックで私の所へやって来ました。

「何があったの?」
と私が尋ねると、Mが教えてくれました。
「キーロックしちゃって、車内に幼児が閉じ込められているんです。」

なんでも、母親が子供を車内に残して車から離れた僅かな間に、子供がチャイルドロックのボタンを押してしまったらしく、ドアが開かないとのこと。

「もう1時間もたってるんですよ。子供は汗だくで泣きわめいているし、お母さんはおろおろして車のそばでうろうろしているだけで・・・キーも携帯も車内なんですって。それで通りかかったあの白い車のドライバーが車屋に連絡したそうで、今待ってるところです。」

私、思わず言いました。

「(その母親)アホちゃう? すぐそばに人がいる会社とかあるのに、どうして電話借りないの?」

Mは苦笑しました。
「そうですよね・・・」

「子供助けたかったら、窓を叩き割るくらいのことも出来るやろうに。」

「・・・でしょうね・・・(先輩、怖い・・・)」

「通りかかる車もいっぱいおったんやから、助けはいくらでも求められたやろうに。」

「ごもっとも・・・(先輩に逆らっちゃいかん)」

「車屋呼んでも、開けられへんと思うよ。最近の車は複雑やから、その辺の車屋には無理やわ。JAF呼んだ方がいいのに。」

すると、M主査が

「消防呼んでも良かったんやけど、そうなると車壊しよるからな。」

さて、子供の運命や、いかに・・・

続く 

2011年7月30日土曜日

京丹後へ

カメラが壊れてしまったので、写真は「フードコート」に置いてあるcat君撮影のものだけ。
今回は美弥ちゃんを誘って3人で。
真菜ちゃんの結婚式やその後の新婚夫婦の話をしながら車内で盛り上がり。
楽しい休日だった。

2011年7月24日日曜日

夏は但馬へ

また今週も性懲りもなく但馬へ行ってきた。
今回は海岸まで到達!
浜坂で魚料理だ! 詳細は 「但馬の魚料理 和心(なごみ)」をどうぞ!


お食事の後は海岸線をドライブ。
海水浴シーズンだったので、水着姿のギャルがいっぱい!

ほら・・・


空撮ではないよ〜!


撮影は「漁師の見張り小屋」から。山の上にあるのだ。


日本海も今日は穏やかな夏色・・・


波の芸術。岩に綺麗な模様が刻まれている。

餘部橋梁は観光客が大勢いた。


鉄橋からコンクリートに掛け替えられた。
あの転落事故があった蟹工場はもうない。
古い橋梁は一部保存されて公開されている。

列車が通過中なのだけど、真下にいると見えないことに気づく馬鹿な観光客の中に、私もいた・・・orz

橋梁の下で、川が海に注ぐ場所。


最後に、やはり私は「鳥居フェチ」



2011年7月17日日曜日

酷暑でも人気の観光地 出石

暑いからお昼御飯作るの、やだ〜って溝掃除の後で思っていたら、「出石へ行こう」と。
冷たい出石蕎麦でお昼〜♪

でも北近畿自動車道はいつもより交通量が多い。日本海へ海水浴とか但馬の高原でキャンプとか、みんな遊びに行くのね。
そう言えば、うちの町内のキャンプ場にも大勢朝っぱらからいたから(笑
和田山ICの混雑を予想して山東で下りたら、ナビがいつもと違う道を表示。
出石への近道ってか! 早速行ってみたら、こう言う場合にしばしばあることですが、幅員狭し の表示。
悪名高き兵庫県道10号線じゃありませんか!
ヘアピンカーブくねくね・・・急勾配で見通しの悪い県道をすっ飛ばすcat君。
もの凄い幸運にも、対向車一台もなし!
砂防ダム越しに滝も見られたし・・・(後でsyou3さんのウェブで調べたら「奥山口の滝」だって)

出石に到着したら、なんじゃこれは!!
観光客だらけではないの・・・行列の出来る蕎麦屋もあるし。
この○そ暑いのに、遠い他府県からいっぱい来てるわよ、お蕎麦食べに・・・

出石でお蕎麦を食べる時の注意点・・・それは、

お土産を買う前にお蕎麦を食べること

お蕎麦屋さんでお土産屋さんの割引券もらえます。

これが出石蕎麦。基本は5枚で一人前。でも5枚でも普通の盛り蕎麦の7割ほどの量なので、ほとんどの客が追加します。追加料金は1枚毎に取られるので、結局割高なお蕎麦です。
美味しいけどね。
薬味は、葱、とろろ芋、山葵、生卵。希望すれば大根下ろしも出してくれます。
蕎麦汁は、キンキンに冷やされて出てきます。
だから、出石蕎麦は夏に人気があります。
温かい汁蕎麦もありますけど。
蕎麦寿司もありますけど。
基本は、この皿蕎麦です。
今日入ったお店は、有名芸能人の色紙がいっぱい飾ってありました。
樹木希林さんとか、嘉門達夫さんとか、女優さんやらミュージシャンやら落語家さんやら・・・

お店の窓には葦簀。夏は葦簀に限る。
目隠しにもなりますね。

お蕎麦食べたら、折角出石に来たんだから、ちょっとは観光のまねごとでも・・・

家老屋敷です。青空が痛いほど眩しいです。日陰に入りたいがために、100円払って見学。
中には大名行列の槍とか鞍とか、駕籠とかあります。
どれが本物でどれがレプリカなのか、わからないので写真撮りませんでした。
って、何もないのもなんですから、駕籠・・・
夏はこんなにの乗りたくねぇええええ!

隠し二階とか(階段を引き上げて蓋を閉めたら二階があるのはわからない・・・て、外から見たら、ロフトあるのわかる・・・)、屋根の上に逃げるための押し入れの天井の抜け穴とか、ここの御家老、何か悪いことでもしたんですか?

外は、お日様ギラギラ、観光客ぞろぞろ。


二番目の写真はお城前のお土産屋さんの並び。 立派な公園には人っ子一人いませんが、土産物屋の軒先の日陰には観光客がいっぱいいます。
みんな日向は嫌じゃ。
暑いので、お城には入りませんでした。
どうせ櫓はレプリカだし。
本物は石垣だけ。
橋の下の川ではファミリーが水遊びをしていました。

出石のシンボル、辰鼓楼(しんころう)。
逆光だった・・・




帰りは、アイス工房「らいらっく」さんで、大吟醸酒粕アイスとヴァニラを。


これは、特急コウノトリ かな?

2011年7月16日土曜日

ある芸術家

テレビである芸術家を紹介していた。
最近海外でも評価が高まっているそうで、彼女の作品は以前他のアーティストのブログでも紹介されていたので見たことがある。
そのブログで紹介されていた作品は、いいなぁ と思った。
ところが・・・

テレビで紹介されている他の作品を見ると、何故か好きになれない。
ものには限度ってものがあるでしょう、と言いたくなるデザインだ。
前衛的なものを否定するつもりはないし、私の師匠・猶原先生も前衛芸術家だった。
しかし、彼女の作品は好きになれない。
好きになれないどころか、嫌悪感さえ感じる。
いや、作品に罪はないかも知れない。

彼女が画面に登場するなり、思ったのだ。

この人は嫌いだ。

彼女の顔、姿、ヘアスタイル、喋り方、どれひとつ取っても嫌悪感しか生じない。
理由などない、ただ嫌いと思ってしまったのだから、多分一生嫌いになるのだろう。
世界中に彼女の作品が溢れたら、もうげっそりだ。

2011年7月10日日曜日

エクシブ八瀬離宮

今回の京都行きで宿泊したホテル。
会員制のリゾートホテルなので、会員である「オーナー様」同伴でなければ一般人は泊まれない。
よめちゃんが会員なので、お泊まり出来る訳だ。

部屋から庭の一部が見える。広大な敷地なので、廊下が長い。
一つ一つの部屋が大きいので、ドアとドアの間隔がめっちゃ長い。
20畳ほどのリビングと8畳ほどの洋風和室、10畳ほどの主寝室(ツイン)、ホームバー、洗面所とバスルーム(シャワースペースとジャグジー)、トイレ(バスルームと別なのが嬉しい)、廊下、クローゼットが三箇所に押し入れ・・・つまり、その辺のアパートやマンションより広かったりする。
だから!

一部屋に三家族ほど泊まれるので、実は大勢で泊まる方がお得。
今回は、よめちゃん夫妻にヨッチさんと我が夫婦で5人が一部屋、英史君一家4人で一部屋・・・よめちゃんが二部屋取ってくれた訳。

だけど、広いホテルって、結構不便だ。
忘れ物を取りに部屋に戻ったら、仲間は既に食事が終わっていたり、スパが遠いので折角温泉があっても行くのが面倒で部屋のお風呂で済ませたり、チェックインでは荷物を運んでもらえるのにチェックアウトは自力で運ぶので、大変つらい・・・

敷地のすぐ外に電車が走っているし・・・
叡山電鉄。川床で有名な貴船に行く電車。

土曜日の京都は40度だった。
蝉もベランダでぐったりしていた。
ホテルの御飯は値段が高い割りに感動的なものではなかったそうな・・・