丹波が好きで毎週末に通ってました。
播磨も良いなぁと思い直して、寺院巡りも始めました。
淡路島は素敵な南国です。
摂津は都会やし!
でも何か忘れてやしませんか、兵庫県って、5つの国から出来てるんでっせ・・・
と言う訳で、先月あたりから但馬へぼつぼつと出没していました。
いや、若い頃はスキーに没頭していたんで、冬は毎週末但馬に通っていたんですが、それは国道9号線とゲレンデだけの世界でした。
温泉も良いですが、近すぎて宿泊はなんだかなぁ・・・でいつの間にか但馬とは牛しか繋がりがなくなって・・・
海の日に、相方が言いました。「どっか行く?」
どこでも良かったんだけど、但馬がいいな、と思って、でも相方は「目的無しにぶらっと」お出かけが苦手。男性って、目的を持って行動する方が得意なんだそうな。
だから無理矢理目的を作ります。
「香住でお魚食べて、大乗寺で円山応挙を見る」
で、10時頃に家を出て、播但自動車道で、まず但馬と播磨のハーフみたいな朝来に到着。
朝来にも写真撮りたいところがあるんですが、今回は香住まで行くというので、パス。
で、山越えをして大屋に入ります。大屋は兵庫のど真ん中辺。山村と農村しかありません。
お店・・・今回は二軒ほどしか見なかったなぁ・・・
やたらとクロネコの旗は立ってました。
きっと外部との繋がりは、クロネコがするのね。
そしてまた山を越えます。スキーで通っていた頃は、町毎に山越えで、峠が険しくて自動車でも大変でしたが、最近は兵庫県がやたらとトンネル掘りまくってくれるので、便利になりました。
関宮です。
写真には山しかありませんが、大屋と比べると「都会」で、国道沿いにお店が並んでいます。
日本海側の町や鳥取・島根からの車がここを通るからです。
でも、鳥取と佐用の間に高速道路が開通したので、9号線は寂れるかも知れません。
今でも潰れたドライブインが目につきます。
で、次に今回のドライブで一番の高所、関宮ループ橋を上ります。但馬トンネルがあるのですが、そのトンネルの入り口がとんでもなく高い位置にあるので、そこまで上らなければなりません。でも、山が急峻なので、普通の坂道では上れない。だから、橋がグルンっと螺旋形になっています。こんな山の上によくこんなもの造ったな、って感心します。
ループ橋を上って、また坂道を上って但馬トンネルをくぐると、同じ但馬なのですが、ちょっと雰囲気が変わります
まだ山が続いていますが、日本海の気配が感じられます。播磨人の私は、異国を感じるのです。
以前、新聞にある人がエッセイを書いていました。知識人に月交代で書いてもらっているエッセイで、素人ではありません、勿論。
その人は但馬生まれでした。但馬の冬は暗く厳しい雪の世界です。但馬の人にとって、生野峠の向こうの播磨、山陽道は明るい別世界なんだそうです。山陽は憧れで、遠い夢の世界の様に思われたそうです。
その人が長じて世界中を旅するようになりました。ヨーロッパに行って、ドイツからアルプスのトンネルをくぐってイタリアに出た瞬間、彼は地中海の陽光に包まれました。
彼は思わず呟いたそうです。
「但馬から瀬戸内へ出たみたいや・・・」
「国」
面白いです。日本は一つであって、一つじゃないってことを感じます。
最後に、私たちは結局香住には行けませんでした。湯村温泉でお昼になったので、スキー時代からずっと憧れていた高級温泉旅館「井づつや」のランチを食べてしまったので。
一番安いメニューの「お蕎麦御前」で2100円。お昼御飯の為にフロントで住所・氏名・電話番号を書いたのは初めてでした。
しかも、お料理を選ぶのもフロント、フロントからレストランに指令が行き、お座敷の準備が整うまでロビーで待機。
なんちゅう昼御飯。
個室で食べた後は、温泉に入って帰りました。
帰りに寄り道したんだけどね・・・
播磨も良いなぁと思い直して、寺院巡りも始めました。
淡路島は素敵な南国です。
摂津は都会やし!
でも何か忘れてやしませんか、兵庫県って、5つの国から出来てるんでっせ・・・
と言う訳で、先月あたりから但馬へぼつぼつと出没していました。
いや、若い頃はスキーに没頭していたんで、冬は毎週末但馬に通っていたんですが、それは国道9号線とゲレンデだけの世界でした。
温泉も良いですが、近すぎて宿泊はなんだかなぁ・・・でいつの間にか但馬とは牛しか繋がりがなくなって・・・
海の日に、相方が言いました。「どっか行く?」
どこでも良かったんだけど、但馬がいいな、と思って、でも相方は「目的無しにぶらっと」お出かけが苦手。男性って、目的を持って行動する方が得意なんだそうな。
だから無理矢理目的を作ります。
「香住でお魚食べて、大乗寺で円山応挙を見る」
で、10時頃に家を出て、播但自動車道で、まず但馬と播磨のハーフみたいな朝来に到着。
朝来にも写真撮りたいところがあるんですが、今回は香住まで行くというので、パス。
で、山越えをして大屋に入ります。大屋は兵庫のど真ん中辺。山村と農村しかありません。
お店・・・今回は二軒ほどしか見なかったなぁ・・・
やたらとクロネコの旗は立ってました。
きっと外部との繋がりは、クロネコがするのね。
そしてまた山を越えます。スキーで通っていた頃は、町毎に山越えで、峠が険しくて自動車でも大変でしたが、最近は兵庫県がやたらとトンネル掘りまくってくれるので、便利になりました。
関宮です。
写真には山しかありませんが、大屋と比べると「都会」で、国道沿いにお店が並んでいます。
日本海側の町や鳥取・島根からの車がここを通るからです。
でも、鳥取と佐用の間に高速道路が開通したので、9号線は寂れるかも知れません。
今でも潰れたドライブインが目につきます。
で、次に今回のドライブで一番の高所、関宮ループ橋を上ります。但馬トンネルがあるのですが、そのトンネルの入り口がとんでもなく高い位置にあるので、そこまで上らなければなりません。でも、山が急峻なので、普通の坂道では上れない。だから、橋がグルンっと螺旋形になっています。こんな山の上によくこんなもの造ったな、って感心します。
ループ橋を上って、また坂道を上って但馬トンネルをくぐると、同じ但馬なのですが、ちょっと雰囲気が変わります
まだ山が続いていますが、日本海の気配が感じられます。播磨人の私は、異国を感じるのです。
以前、新聞にある人がエッセイを書いていました。知識人に月交代で書いてもらっているエッセイで、素人ではありません、勿論。
その人は但馬生まれでした。但馬の冬は暗く厳しい雪の世界です。但馬の人にとって、生野峠の向こうの播磨、山陽道は明るい別世界なんだそうです。山陽は憧れで、遠い夢の世界の様に思われたそうです。
その人が長じて世界中を旅するようになりました。ヨーロッパに行って、ドイツからアルプスのトンネルをくぐってイタリアに出た瞬間、彼は地中海の陽光に包まれました。
彼は思わず呟いたそうです。
「但馬から瀬戸内へ出たみたいや・・・」
「国」
面白いです。日本は一つであって、一つじゃないってことを感じます。
最後に、私たちは結局香住には行けませんでした。湯村温泉でお昼になったので、スキー時代からずっと憧れていた高級温泉旅館「井づつや」のランチを食べてしまったので。
一番安いメニューの「お蕎麦御前」で2100円。お昼御飯の為にフロントで住所・氏名・電話番号を書いたのは初めてでした。
しかも、お料理を選ぶのもフロント、フロントからレストランに指令が行き、お座敷の準備が整うまでロビーで待機。
なんちゅう昼御飯。
個室で食べた後は、温泉に入って帰りました。
帰りに寄り道したんだけどね・・・